論文の概要: Programmable directional emitter and receiver of itinerant microwave
photons in a waveguide
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2004.01924v2
- Date: Thu, 26 Nov 2020 13:40:50 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2023-05-26 11:00:39.299927
- Title: Programmable directional emitter and receiver of itinerant microwave
photons in a waveguide
- Title(参考訳): 導波路におけるイテナントマイクロ波光子のプログラム可能な指向性エミッタと受信
- Authors: Nicolas Gheeraert, Shingo Kono and Yasunobu Nakamura
- Abstract要約: 提案装置は、波長4分の1の導波路に結合した2つの量子ビットからなる人工分子である。
量子ビットの左右で発生する破壊的干渉の結果、光子を指向的に放出することを示す。
この人工分子は、光子をオンデマンドで吸収し、伝達する能力を有する。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 0.0
- License: http://arxiv.org/licenses/nonexclusive-distrib/1.0/
- Abstract: We theoretically demonstrate dynamically selective bidirectional emission and
absorption of a single itinerant microwave photon in a waveguide. The proposed
device is an artificial molecule composed of two qubits coupled to a waveguide
a quarter-wavelength apart. By using simulations based on the input--output
theory, we show that upon preparing an appropriate entangled state of the two
qubits, a photon is emitted directionally as a result of the destructive
interference occurring either at the right or left of the qubits. Moreover, we
demonstrate that this artificial molecule possesses the capability of absorbing
and transmitting an incoming photon on-demand, a feature essential to the
creation of a fully inter-connected one-dimensional quantum network, in which
quantum information can be exchanged between any two given nodes.
- Abstract(参考訳): 理論的には、導波路内の単一イテナントマイクロ波光子の動的二方向性発光と吸収を理論的に示す。
提案装置は、波長4分の1の導波路に結合した2つの量子ビットからなる人工分子である。
入力出力理論に基づくシミュレーションを用いて、2つの量子ビットの適切な絡み合った状態を作成すると、光子を2つの量子ビットの左右に生じる破壊的干渉の結果、方向に放出することを示した。
さらに,この人工分子は,与えられた2つのノード間で量子情報を交換できる完全相互接続型1次元量子ネットワークを構築する上で不可欠な機能である,光子をオンデマンドで吸収・伝達する能力を有することを実証する。
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