論文の概要: Vacuum-based quantum random number generator using multi-mode coherent
states
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2004.06552v1
- Date: Tue, 14 Apr 2020 14:35:29 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2023-05-24 08:48:42.580230
- Title: Vacuum-based quantum random number generator using multi-mode coherent
states
- Title(参考訳): マルチモードコヒーレント状態を用いた真空ベースの量子乱数生成
- Authors: E.O. Samsonov, B.E. Pervushin, A.E. Ivanova, A.A. Santev, V.I. Egorov,
S.M. Kynev and A.V. Gleim
- Abstract要約: 真空変動測定に基づく光量子乱数生成器を提案する。
提案した装置は、バランスの取れた検出器の2つのアーム間のずれを効果的に補償することができる。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 0.0
- License: http://arxiv.org/licenses/nonexclusive-distrib/1.0/
- Abstract: We present an optical quantum random number generator based on vacuum
fluctuation measurements that uses multi-mode coherent states generated by
electro-optical phase modulation of an intense optical carrier. In this
approach the weak coherent multi-mode state (or a vacuum state) interferes with
the carrier, which acts as a local oscillator, on each side mode independently.
The proposed setup can effectively compensate for deviations between the two
arms of a balanced detector by controlling the modulation index of the
electro-optical phase modulator. We perform a proof-of-principle experiment and
demonstrate random number generation with a possibility of real-time randomness
extraction at the rate of 400 Mbit/s.
- Abstract(参考訳): 強光キャリアの電気-光位相変調により生成される多モードコヒーレント状態を用いた真空揺らぎ測定に基づく光量子乱数生成器を提案する。
このアプローチでは、弱いコヒーレントなマルチモード状態(または真空状態)は、各サイドモードに独立して局所発振器として作用するキャリアに干渉する。
提案装置は、電気光学位相変調器の変調指数を制御することにより、平衡検出器の両腕間のずれを効果的に補償することができる。
我々は,400Mbit/sの速度で実時間ランダムネス抽出が可能な乱数生成の実証実験を行った。
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