論文の概要: Control of transition frequency of a superconducting flux qubit by
longitudinal coupling to the photon number degree of freedom in a resonator
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2005.06155v1
- Date: Wed, 13 May 2020 05:27:28 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2023-05-20 07:58:56.857291
- Title: Control of transition frequency of a superconducting flux qubit by
longitudinal coupling to the photon number degree of freedom in a resonator
- Title(参考訳): 共振器における光子数自由度への縦結合による超伝導束量子ビットの遷移周波数制御
- Authors: Hiraku Toida, Takuya Ohrai, Yuichiro Matsuzaki, Kosuke Kakuyanagi,
Shiro Saito
- Abstract要約: dc-SQUIDは共振器内のマイクロ波光子とフラックス量子ビットとの結合を媒介する。
フラックス量子ビットの遷移周波数のチューニング範囲は、$approx$ 1.9 GHzに達する。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 0.0
- License: http://arxiv.org/licenses/nonexclusive-distrib/1.0/
- Abstract: We control transition frequency of a superconducting flux qubit coupled to a
frequency-tunable resonator comprising a direct current superconducting quantum
interference device (dc-SQUID) by microwave driving. The dc-SQUID mediates the
coupling between microwave photons in the resonator and a flux qubit. The
polarity of the frequency shift depends on the sign of the flux bias for the
qubit and can be both positive and negative. The absolute value of the
frequency shift becomes larger by increasing the photon number in the
resonator. These behaviors are reproduced by a model considering the magnetic
interaction between the flux qubit and dc-SQUID. The tuning range of the
transition frequency of the flux qubit reaches $\approx$ 1.9 GHz, which is much
larger than the ac Stark/Lamb shift observed in the dispersive regime using
typical circuit quantum electrodynamics devices.
- Abstract(参考訳): 直流超電導量子干渉装置(dc-SQUID)からなる周波数可変共振器に結合した超伝導束量子ビットの遷移周波数をマイクロ波駆動により制御する。
dc-SQUIDは共振器内のマイクロ波光子とフラックス量子ビットとの結合を媒介する。
周波数シフトの極性は、量子ビットのフラックスバイアスの符号に依存し、正と負の両方となる。
共振器の光子数を増やすことにより、周波数シフトの絶対値が大きくなる。
これらの挙動はフラックス量子ビットとdc-SQUIDの磁気相互作用を考慮したモデルにより再現される。
磁束量子ビットの遷移周波数のチューニング範囲はおよそ1.9ghzに達し、典型的な量子電磁力学デバイスを用いて分散系で観測される交流スターク/ラムシフトよりもはるかに大きい。
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