論文の概要: Upper bounds on device-independent quantum key distribution
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2005.13511v3
- Date: Mon, 26 Apr 2021 10:49:08 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2023-05-18 05:02:53.715683
- Title: Upper bounds on device-independent quantum key distribution
- Title(参考訳): デバイス非依存量子鍵分布の上限
- Authors: Matthias Christandl, Roberto Ferrara, Karol Horodecki
- Abstract要約: デバイス非依存量子鍵分布(DIQKD)は、セキュリティの強いQKDのバージョンである。
本研究では、送信側と受信側の間で分配された任意の二部量子状態に対して、DIQKDを実行できる速度について検討する。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 4.7840623105240585
- License: http://arxiv.org/licenses/nonexclusive-distrib/1.0/
- Abstract: Quantum key distribution (QKD) is a method that distributes a secret key to a
sender and a receiver by the transmission of quantum particles (e.g. photons).
Device-independent quantum key distribution (DIQKD) is a version of QKD with a
stronger notion of security, in that the sender and receiver base their
protocol only on the statistics of input and outputs of their devices as
inspired by Bell's theorem. We study the rate at which DIQKD can be carried out
for a given bipartite quantum state distributed between the sender and receiver
or a quantum channel connecting them. We provide upper bounds on the achievable
rate going beyond upper bounds possible for QKD. In particular, we construct
states and channels where the QKD rate is significant while the DIQKD rate is
negligible. This gap is illustrated for a practical case arising when using
standard post-processing techniques for entangled two-qubit states.
- Abstract(参考訳): 量子鍵分布(Quantum key distribution、QKD)は、量子粒子(例えば光子)の伝送によって秘密鍵を送信者と受信者に分配する手法である。
デバイス独立量子鍵分布(Device-independent quantum key distribution, DIQKD)は、ベルの定理にインスパイアされたデバイスにおける入力および出力の統計のみに基づいて送信側と受信側がプロトコルを基盤とする、より強力なセキュリティ概念を持つQKDのバージョンである。
送信側と受信側の間に分布する任意の2成分量子状態またはそれらを結ぶ量子チャネルに対して、diqkdが実行される速度について検討する。
我々は、QKDで可能な上限を超える達成可能な速度の上限を与える。
特に、DIQKDレートが無視される間、QKDレートが重要な状態とチャネルを構築する。
このギャップは、絡み合った2量子状態に対する標準的な後処理技術を使用する場合の実用事例として説明される。
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