論文の概要: Two-step dynamics of photoinduced phonon entanglement generation between
remote electron-phonon systems
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2005.14615v2
- Date: Sat, 4 Sep 2021 14:48:51 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2023-05-18 00:41:10.987464
- Title: Two-step dynamics of photoinduced phonon entanglement generation between
remote electron-phonon systems
- Title（参考訳）: リモート電子-フォノン系間の光誘起フォノンエンタングルメント生成の2段階ダイナミクス
- Authors: Kunio Ishida, Hiroaki Matsueda
- Abstract要約: 光照射された遠隔電子フォノン系におけるフォノン間の量子絡み合いの発生について数値解析を行った。
フォノンの絡み合いのダイナミクスは散乱光の時間分解分光によって観察できる。
- 参考スコア（独自算出の注目度）: 0.0
- License: http://arxiv.org/licenses/nonexclusive-distrib/1.0/
- Abstract: The generation of quantum entanglement between phonons in photoirradiated
remote electron-phonon systems is numerically studied. Upon excitation by a
visible/ultraviolet laser pulse, the entanglement of electrons is immediately
generated and that of phonons follows via electron-phonon interactions, i.e.,
the entanglement generation of phonons is a two-step process. Therefore, it is
important to design the temporal properties of incident optical pulses in order
to control the entanglement of electrons and/or phonons. These features are
revealed by the quantum mutual information and the composite modes derived from
the Heisenberg equation of motion. The calculated results also show that the
dynamics of the phonon entanglement can be observed by time-resolved
spectroscopy on the scattered light.
- Abstract（参考訳）: 光照射された遠隔電子フォノン系におけるフォノン間の量子絡み合いの発生を数値的に研究した。
可視・紫外レーザーパルスによって励起されると、電子の絡み合いはすぐに発生し、フォノンの絡み合いは電子-フォノン相互作用、すなわちフォノンの絡み合いの発生は2段階の過程である。
したがって、電子やフォノンの絡み合いを制御するために入射光パルスの時間特性を設計することが重要である。
これらの特徴は量子相互情報とハイゼンベルク運動方程式に由来する合成モードによって明らかにされる。
計算結果から,散乱光の時間分解分光法によりフォノンの絡み合いのダイナミクスを観察できることがわかった。
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