論文の概要: Quantum-enhanced interferometry with large heralded photon-number states
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2006.08449v2
- Date: Tue, 13 Oct 2020 18:57:46 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2023-05-13 20:29:20.681541
- Title: Quantum-enhanced interferometry with large heralded photon-number states
- Title(参考訳): 大きな光子数状態を持つ量子エンハンス干渉法
- Authors: G.S. Thekkadath, M.E. Mycroft, B.A. Bell, C.G. Wade, A. Eckstein, D.S.
Phillips, R.B. Patel, A. Buraczewski, A.E. Lita, T. Gerrits, S.W. Nam, M.
Stobi\'nska, A.I. Lvovsky, I.A. Walmsley
- Abstract要約: 光干渉計では、$N$の絡み合った光子からなるプローブは、位相感度の最大$sqrtN$の増強を提供する。
我々の研究は、大きな絡み合ったフォトニック状態を用いた量子エンハンス干渉法への道を開いた。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 0.6533991589591085
- License: http://arxiv.org/licenses/nonexclusive-distrib/1.0/
- Abstract: Quantum phenomena such as entanglement can improve fundamental limits on the
sensitivity of a measurement probe. In optical interferometry, a probe
consisting of $N$ entangled photons provides up to a $\sqrt{N}$ enhancement in
phase sensitivity compared to a classical probe of the same energy. Here, we
employ high-gain parametric down-conversion sources and photon-number-resolving
detectors to perform interferometry with heralded quantum probes of sizes up to
$N=8$ (i.e. measuring up to 16-photon coincidences). Our probes are created by
injecting heralded photon-number states into an interferometer, and in
principle provide quantum-enhanced phase sensitivity even in the presence of
significant optical loss. Our work paves the way towards quantum-enhanced
interferometry using large entangled photonic states.
- Abstract(参考訳): 絡み合いなどの量子現象は、測定プローブの感度の基本的な限界を改善することができる。
光干渉法では、$N$の絡み合った光子からなるプローブは、同じエネルギーの古典的なプローブと比較して位相感度を最大$\sqrt{N}$に向上させる。
ここでは、高利得パラメトリックダウンコンバージョン源と光子数分解検出器を用いて、最大16光子偶然の測定値であるN=8$までの量子プローブの干渉測定を行う。
我々のプローブは干渉計にヘラルドされた光子数状態を注入することで作られ、原理上、重要な光損失が存在する場合でも量子エンハンスド位相感度を提供する。
我々の研究は、大きな絡み合ったフォトニック状態を用いた量子エンハンス干渉法への道を開いた。
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