論文の概要: Self gravity affects quantum states
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2006.11768v4
- Date: Mon, 14 Dec 2020 10:17:21 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2023-05-13 05:27:08.965683
- Title: Self gravity affects quantum states
- Title(参考訳): 自己重力は量子状態に影響する
- Authors: David Edward Bruschi and Frank K. Wilhelm
- Abstract要約: 量子系の自己重力が、その状態に存在する量子コヒーレンスにどのように影響するかを研究する。
システムの特性サイズとそのコンプトン長さの比率は、効果の開始を決定する。
この結果から, 個々の粒子や光子を遠方位置に置くことが可能であること, 大規模物体間の量子コヒーレンスを維持することが困難であること, の2つの重要な側面が説明できる。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 0.0
- License: http://arxiv.org/licenses/nonexclusive-distrib/1.0/
- Abstract: We study how self gravitation of quantum systems affects the quantum
coherence present in their state. Spatial superpositions of static, large,
heavy systems tend to rapidly lose coherence, whereas light or massless
particles are unaffected. Furthermore, large and heavy objects also rapidly
localize into a single classical position. The ratio of the characteristic size
of the system and its Compton length determines the onset of the effects, which
become significant at a timescale that is inversely proportional to the
system's gravitational self energy. Our results can explain two important
aspects of physical systems: the possibility of coherently placing individual
particles or photons in distant positions, and the difficulty of maintaining
quantum coherence between massive objects.
- Abstract(参考訳): 量子系の自己重力が状態にある量子コヒーレンスにどのように影響するかを研究する。
静的で大型で重い系の空間的重ね合わせは急速にコヒーレンスを失う傾向があるが、光や質量を持たない粒子は影響を受けない。
さらに、大きくて重い物体も急速に1つの古典的な位置に局在する。
系の特性サイズとそのコンプトン長の比は、系の重力自己エネルギーに反比例する時間スケールで重要な効果の開始を決定する。
この結果から, 個々の粒子や光子を遠方位置に置く可能性, 大規模物体間の量子コヒーレンスを維持することの難しさの2つの重要な側面が説明できる。
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