論文の概要: Biological Microscopy with Undetected Photons
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2006.14588v1
- Date: Thu, 25 Jun 2020 17:34:29 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2023-05-12 19:44:41.847508
- Title: Biological Microscopy with Undetected Photons
- Title(参考訳): 未検出光子を用いた生体顕微鏡
- Authors: Andras Buzas, Elmar K. Wolff, Mihaly G. Benedict, Pal Ormos and Andras
Der
- Abstract要約: ゴーストイメージング」または「量子干渉」法では、試料と相互作用しない相関対の光子をイメージングに利用している。
本稿では, シードレーザーと共焦点走査による量子干渉に基づく手法の修正について述べる。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 0.0
- License: http://creativecommons.org/licenses/by/4.0/
- Abstract: Novel imaging techniques utilizing nondegenerate, correlated photon pairs
sparked intense interest during the last couple of years among scientists of
the quantum optics community and beyond. It is a key property of such "ghost
imaging" or "quantum interference" methods that they use those photons of the
correlated pairs for imaging that never interacted with the sample, allowing
detection in a spectral range different from that of the illumination of the
object. Extensive applications of these techniques in spectroscopy and
microscopy are envisioned, however, their limited spatial resolution to date
has not yet supported real-life microscopic investigations of tiny biological
objects. Here we report a modification of the method based on quantum
interference by using a seeding laser and confocal scanning, that allows the
improvement of the resolution of imaging with undetected photons by more than
an order of magnitude, and we also present examples of application in the
microscopy of biological samples.
- Abstract(参考訳): 非縮退した相関光子対を利用した新しいイメージング技術は、近年、量子光学界の科学者の間で大きな関心を呼んだ。
ゴーストイメージング (ghost imaging) や量子干渉 (quantum interference) といった手法の鍵となる性質であり、相関対の光子を試料と相互作用しない画像に利用し、物体の照明と異なるスペクトル範囲での検出を可能にする。
分光法や顕微鏡におけるこれらの技術の広範な応用が想定されているが、その空間分解能の限界は、まだ小さな生物学的物体の実際の顕微鏡的な研究を支持していない。
本稿では, シードレーザと共焦点走査法を用いて量子干渉法を改良し, 検出されていない光子を用いた画像の分解能を1桁以上向上させるとともに, 生体試料の顕微鏡観察への応用例を示す。
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