論文の概要: Ultra-fast two-qubit ion gate using sequences of resonant pulses
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2007.00734v1
- Date: Wed, 1 Jul 2020 20:14:47 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2023-05-11 23:02:25.973086
- Title: Ultra-fast two-qubit ion gate using sequences of resonant pulses
- Title(参考訳): 共鳴パルス列を用いた超高速2量子イオンゲート
- Authors: E. Torrontegui, D. Heinrich, M. I. Hussain, R. Blatt, and J. J.
Garc\'ia-Ripoll
- Abstract要約: 共振遷移によって誘導されるスピン依存キックを用いて、イオンを閉じ込めた超高速2量子位相ゲートを実装するための新しいプロトコルを提案する。
このようなゲートは、イオン量子ビットのコヒーレンス時間内に完成できるゲート操作の数を増やすことができる。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 0.0
- License: http://arxiv.org/licenses/nonexclusive-distrib/1.0/
- Abstract: We propose a new protocol to implement ultra-fast two-qubit phase gates with
trapped ions using spin-dependent kicks induced by resonant transitions. By
only optimizing the allocation of the arrival times in a pulse train sequence
the gate is implemented in times faster than the trapping oscillation period
$T<2\pi/\omega$. Such gates allow us to increase the number of gate operations
that can be completed within the coherence time of the ion-qubits favoring the
development of scalable quantum computers.
- Abstract(参考訳): 共振遷移によって誘導されるスピン依存キックを用いてイオンを閉じ込めた超高速2量子位相ゲートを実現するための新しいプロトコルを提案する。
パルス列の到着時刻の割り当てを最適化するだけで、ゲートはトラップ振動周期$t<2\pi/\omega$よりも高速に実装される。
このようなゲートにより、スケーラブルな量子コンピュータの開発に有利なイオン量子ビットのコヒーレンス時間内に完成できるゲート操作の数を増やすことができる。
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