論文の概要: Proposal for entangling gates on fluxonium qubits via a two-photon
transition
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2011.10011v2
- Date: Wed, 23 Jun 2021 00:27:20 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2023-04-23 17:07:52.022131
- Title: Proposal for entangling gates on fluxonium qubits via a two-photon
transition
- Title(参考訳): 2光子遷移によるフラクソニウム量子ビット上のエンタングリングゲートの提案
- Authors: Konstantin N. Nesterov, Quentin Ficheux, Vladimir E. Manucharyan,
Maxim G. Vavilov
- Abstract要約: 本稿では、2つの容量結合したフラクソニウム量子ビット上のマイクロ波励起エンタングリングゲートの族を提案する。
どちらの量子ビットにも印加されるマイクロ波パルスは、計算部分空間の外にある無視できる漏れで2光子ラビ振動を誘導する。
我々のゲートスキームは大規模量子プロセッサにとって有望である。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 0.0
- License: http://arxiv.org/licenses/nonexclusive-distrib/1.0/
- Abstract: We propose a family of microwave-activated entangling gates on two
capacitively coupled fluxonium qubits. A microwave pulse applied to either
qubit at a frequency near the half-frequency of the $|00\rangle - |11\rangle$
transition induces two-photon Rabi oscillations with a negligible leakage
outside the computational subspace, owing to the strong anharmonicity of
fluxoniums. By adjusting the drive frequency, amplitude, and duration, we
obtain the gate family that is locally equivalent to the fermionic-simulation
gates such as $\sqrt{\rm SWAP}$-like and controlled-phase gates. The gate error
can be tuned below $10^{-4}$ for a pulse duration under 100 ns without
excessive circuit parameter matching. Given that the fluxonium coherence time
can exceed 1 ms, our gate scheme is promising for large-scale quantum
processors.
- Abstract(参考訳): 2つの容量結合型フラックスニウム量子ビット上でマイクロ波を活性化する絡み合いゲートのファミリーを提案する。
量子ビットに印加されるマイクロ波パルスは、$|00\rangle - |11\rangle$遷移の半周波数付近の周波数で、フラキソニウムの強い非調和性のため、計算部分空間の外に無視できる漏れを伴う2光子ラビ振動を誘導する。
駆動周波数、振幅、持続時間を調整することにより、$\sqrt{\rm SWAP}$-likeや制御相ゲートのようなフェルミオンシミュレーションゲートと局所的に等価なゲートファミリーを得る。
ゲート誤差は、過剰な回路パラメータマッチングなしで100 ns以下のパルス持続時間に対して10^{-4}$以下に調整できる。
フラクソニウムコヒーレンス時間が1msを超えることを考えると、我々のゲートスキームは大規模量子プロセッサに期待できる。
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