論文の概要: Qubit spin ice
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2007.10555v2
- Date: Fri, 16 Jul 2021 16:29:14 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2023-05-08 21:11:19.192800
- Title: Qubit spin ice
- Title(参考訳): キュービットスピンアイス
- Authors: Andrew D. King and Cristiano Nisoli and Edward D. Dahl and Gabriel
Poulin-Lamarre and Alejandro Lopez-Bezanilla
- Abstract要約: 超伝導量子ビットの格子内におけるスピンアイスの実現について報告する。
基底状態は古典的には氷則によって記述され、脆弱な縮退点を制御できる。
実証された量子ビット制御は、トポロジカルに保護された人工量子スピン液体の将来の研究の基盤となる。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 58.720142291102135
- License: http://arxiv.org/licenses/nonexclusive-distrib/1.0/
- Abstract: Artificial spin ices are frustrated spin systems that can be engineered,
wherein fine tuning of geometry and topology has allowed the design and
characterization of exotic emergent phenomena at the constituent level. Here we
report a realization of spin ice in a lattice of superconducting qubits. Unlike
conventional artificial spin ice, our system is disordered by both quantum and
thermal fluctuations. The ground state is classically described by the ice
rule, and we achieve control over a fragile degeneracy point leading to a
Coulomb phase. The ability to pin individual spins allows us to demonstrate
Gauss's law for emergent effective monopoles in two dimensions. The
demonstrated qubit control lays the groundwork for potential future study of
topologically protected artificial quantum spin liquids.
- Abstract(参考訳): 人工スピン氷は、幾何学とトポロジーの微調整によって構成レベルでのエキゾチックな創発現象の設計とキャラクタリゼーションを可能にした、工学的に設計できる不満のスピン系である。
ここでは超伝導量子ビットの格子におけるスピン氷の実現について述べる。
従来の人工氷とは異なり, この系は量子揺らぎと熱揺らぎの両方で乱れている。
基底状態は古典的に氷則によって記述され, クーロン相につながる不安定な縮退点を制御できる。
個々のスピンをピン留めする能力は、2次元の創発的実効単極子に対するガウスの法則を証明できる。
実証された量子ビット制御は、トポロジカルに保護された人工量子スピン液体の将来の研究の基盤となる。
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