論文の概要: A low-noise single-photon detector for long-distance free-space quantum
communication
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2007.12768v2
- Date: Wed, 8 Dec 2021 14:40:34 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2023-05-08 08:20:20.756351
- Title: A low-noise single-photon detector for long-distance free-space quantum
communication
- Title(参考訳): 長距離自由空間量子通信用低雑音単一光子検出器
- Authors: Elena Anisimova, Dmitri Nikulov, Simeng Simone Hu, Mark Bourgon,
Sebastian Philipp Neumann, Rupert Ursin, Thomas Jennewein, Vadim Makarov
- Abstract要約: 我々は,Siアバランシェ・フォトダイオードExcelitas 30902SHの熱電冷却した単光子検出器をC-100度に構築し,試験した。
我々の検出器は1Hz未満の暗黒光数率、500mの光感度領域、約50%の光子検出効率、0.35%以下の後押し、1 ns以下のタイミングジッタを有する。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 0.0
- License: http://arxiv.org/licenses/nonexclusive-distrib/1.0/
- Abstract: We build and test a single-photon detector based on a Si avalanche photodiode
Excelitas 30902SH thermoelectrically cooled to -100 deg. C. Our detector has
dark count rate below 1 Hz, 500 um diameter photosensitive area, photon
detection efficiency around 50%, afterpulsing less than 0.35%, and timing
jitter under 1 ns. These characteristics make it suitable for long-distance
free-space quantum communication links, which we briefly discuss. We also
report an improved method that we call long-time afterpulsing analysis, used to
determine and visualise long trap lifetimes at different temperatures.
- Abstract(参考訳): 我々は、SiアバランシェフォトダイオードExcelitas 30902SHを-100デグに冷却した単光子検出器を構築し、テストした。
C. 検出器は1Hz以下で, 直径500mの光感度領域, 約50%の光子検出効率, 0.35%以下の後押し, 1 ns以下のタイミングジッタを有する。
これらの特性は長距離自由空間量子通信リンクに適したものである。
また,異なる温度で長期トラップ寿命を計測・可視化するために,長期余パルス解析(long-time afterpulsing analysis)と呼ぶ改良手法についても報告する。
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