論文の概要: Temperature insensitive type II quasi-phasematched spontaneous
parametric downconversion
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2012.05134v1
- Date: Wed, 9 Dec 2020 16:14:15 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2023-04-21 08:07:55.452653
- Title: Temperature insensitive type II quasi-phasematched spontaneous
parametric downconversion
- Title(参考訳): 温度非感受性II型準相整合自然パラメトリックダウンコンバージョン
- Authors: Xin-Yi Pan, Christian Kurtsiefer, Alexander Ling, James A. Grieve
- Abstract要約: チタニルカリウム (KTP) の屈折率の温度依存性は, 準相整合II型自然パラメトリックダウンコンバージョンを可能にすることが示されている。
電気通信Oバンド内の1326nmの温度非感応性退化発光を実験的に観察し,その効果を実証した。
この結果は、資源制約環境のための絡み合った光子源の開発に実用的応用をもたらす。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 62.997667081978825
- License: http://arxiv.org/licenses/nonexclusive-distrib/1.0/
- Abstract: The temperature dependence of the refractive indices of potassium titanyl
phosphate (KTP) are shown to enable quasi-phasematched type II spontaneous
parametric downconversion (SPDC) with low temperature sensitivity. Calculations
show the effect to be maximised for emission of photons at around 1165nm, as
well as producing potentially useful regions for wavelengths throughout the
telecommunications bands. We demonstrate the effect experimentally, observing
temperature-insensitive degenerate emission at 1326nm, within the
telecommunications O band. This result has practical applications in the
development of entangled photon sources for resource-constrained environments,
and we demonstrate a simple polarization entangled source as a proof of
concept.
- Abstract(参考訳): チタニルカリウム (KTP) の屈折率の温度依存性は, 準相整合型II型自然パラメトリックダウンコンバージョン (SPDC) を低温感度で得ることを示す。
計算の結果、約1165nmの光子の放出効果を最大化し、電気通信帯全体の波長に有用な領域を作り出すことが示されている。
電気通信Oバンド内の1326nmの温度非感応性退化発光を実験的に観測した。
この結果は、資源制約環境における絡み合った光子源の開発に実用的であり、概念実証として単純な偏光絡み源を示す。
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