論文の概要: Setting bounds on two-photon absorption cross-sections in common
fluorophores with entangled photon pair excitation
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2008.02664v3
- Date: Thu, 18 Feb 2021 21:24:27 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2023-05-07 00:10:24.676613
- Title: Setting bounds on two-photon absorption cross-sections in common
fluorophores with entangled photon pair excitation
- Title(参考訳): 絡み合った光子対励起を伴うコモンフルオロフォアの2光子吸収断面積の成因
- Authors: Kristen M. Parzuchowski, Alexander Mikhaylov, Michael D. Mazurek, Ryan
N. Wilson, Daniel J. Lum, Thomas Gerrits, Charles H. Camp Jr., Martin J.
Stevens and Ralph Jimenez
- Abstract要約: 6つの蛍光フッ化物に対する断面上の境界を実験的に決定するために蛍光法に基づく登録方式を用いる。
Rhodamine 6G と 9R-S の2つの試料について,従来報告した断面よりも4等級と5等級の上限を測定した。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 48.7576911714538
- License: http://arxiv.org/licenses/nonexclusive-distrib/1.0/
- Abstract: Excitation with entangled photon pairs may lead to an increase in the
efficiency of two-photon absorption at low photon flux. The corresponding
process, entangled two-photon absorption (E2PA), has been investigated in
numerous theoretical and experimental studies. However, significant ambiguity
and inconsistency remain in the literature about the absolute values of E2PA
cross-sections. Here, we use a fluorescence-based registration scheme to
experimentally determine upper bounds on the cross-sections for six
fluorophores. These bounds are up to four orders of magnitude lower than the
smallest published cross-section. For two samples that have been studied by
others, Rhodamine 6G and 9R-S, we measure upper bounds four and five orders of
magnitude lower than the previously reported cross-sections.
- Abstract(参考訳): 絡み合った光子対による励起は、低光子フラックスでの2光子吸収の効率を増加させる可能性がある。
対応する2光子吸収(e2pa)は、多くの理論および実験的研究で研究されている。
しかし、E2PA断面積の絶対値に関する文献にはかなり曖昧さと矛盾が残っている。
ここでは,6つのフルオロフォの断面上の上限を実験的に決定するために蛍光に基づく登録方式を用いる。
これらの境界は、公表された最小の断面よりも最大4桁低い。
Rhodamine 6G と 9R-S の2つの試料について,従来報告した断面よりも4等級と5等級の上限を測定した。
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