論文の概要: Ultra-fast Hong-Ou-Mandel interferometry via temporal filtering
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2009.00255v2
- Date: Wed, 27 Oct 2021 06:00:18 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2023-05-04 03:22:23.753681
- Title: Ultra-fast Hong-Ou-Mandel interferometry via temporal filtering
- Title(参考訳): 時間フィルタリングによる超高速Hong-Ou-Mandel干渉法
- Authors: Yoshiaki Tsujimoto, Kentaro Wakui, Mikio Fujiwara, Masahide Sasaki,
Masahiro Takeoka
- Abstract要約: 3.2GHz繰り返しモード同期ポンプパルスを用いたSPDCにより発生する2つの独立HSP間の高可視干渉を示す。
観測された0.88(3)の可視性は、我々の理論モデルとよく一致している。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 5.02231401459109
- License: http://arxiv.org/licenses/nonexclusive-distrib/1.0/
- Abstract: Heralded single photons (HSPs) generated by spontaneous parametric
down-conversion (SPDC) are useful resource to achieve various photonic quantum
information processing. Given a large-scale experiment which needs multiple
HSPs, increasing the generation rate with suppressing higher-order pair
creation is desirable. One of the promising ways is to use a pump laser with a
GHz-order repetition rate. In such a high repetition rate regime, however,
single-photon detectors can only partially identify the pulses. Hence, we
develop a simple model to consider that effect on the spectral purity, and
experimentally demonstrate a high-visibility Hong-Ou-Mandel interference
between two independent HSPs generated by SPDC with 3.2 GHz-repetition-rate
mode-locked pump pulses. The observed visibility of 0.88(3) is in good
agreement with our theoretical model.
- Abstract(参考訳): 自然パラメトリックダウンコンバージョン(SPDC)によって生成されるHSPは、様々なフォトニック量子情報処理を実現するのに有用な資源である。
複数のHSPを必要とする大規模な実験を行うことで、高次ペアの生成を抑制して生成率を高めることが望ましい。
有望な方法の1つは、GHzオーダーの繰り返しレートでポンプレーザーを使用することである。
しかし、そのような高い繰り返し速度では、単一光子検出器はパルスを部分的にしか識別できない。
そこで本研究では,SPDCが生成する2つの独立HSPと3.2GHz繰り返しモード同期ポンプパルスとの高可視性Hong-Ou-Mandel干渉を実験的に検討する。
0.88(3)の観測可視性は理論モデルとよく一致している。
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