論文の概要: Experimental wavelength-multiplexed entanglement-based quantum
cryptography
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2009.03691v3
- Date: Fri, 25 Jun 2021 10:44:42 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2023-05-03 05:15:26.311782
- Title: Experimental wavelength-multiplexed entanglement-based quantum
cryptography
- Title(参考訳): 波長多重エンタングルメントに基づく量子暗号の実験
- Authors: Johannes Pseiner, Lukas Achatz, Lukas Bulla, Martin Bohmann, Rupert
Ursin
- Abstract要約: 我々は、波長多重化を用いて、絡み合った光子の固有波長相関を利用して、偏光絡みから量子安全な鍵を生成する。
この手法は、多重化されていないスキームと比較して、安全な鍵レートを桁違いに増大させることができる巨大なスケーリングポテンシャルを特徴としている。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 0.0
- License: http://arxiv.org/licenses/nonexclusive-distrib/1.0/
- Abstract: In state-of-the-art quantum key distribution (QKD) systems, the main limiting
factor in increasing the key generation rate is the timing resolution in
detecting photons. Here, we present and experimentally demonstrate a strategy
to overcome this limitation, also for high-loss and long-distance
implementations. We exploit the intrinsic wavelength correlations of entangled
photons using wavelength multiplexing to generate a quantum secure key from
polarization entanglement. The presented approach can be integrated into both
fiber- and satellite-based quantum-communication schemes, without any changes
to most types of entanglement sources. This technique features a huge scaling
potential allowing to increase the secure key rate by several orders of
magnitude as compared to non-multiplexed schemes.
- Abstract(参考訳): 最先端量子鍵分布(qkd)システムでは、鍵生成速度を増加させる主な制限因子は光子検出のタイミング分解能である。
本稿では,この限界を克服する戦略を提示し,実験的に実証する。
波長多重化を用いた絡み合い光子の固有波長相関を利用して、偏光絡みから量子セキュア鍵を生成する。
提案手法は、多くのタイプの絡み合い源を変更することなく、ファイバーおよび衛星ベースの量子通信方式に統合することができる。
この手法は、多重化されていないスキームと比較して、安全な鍵レートを数桁向上できる巨大なスケーリングポテンシャルを備えている。
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