論文の概要: Device-independent quantum key distribution from computational
assumptions
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2010.04175v3
- Date: Fri, 29 Jul 2022 09:06:33 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2023-04-29 15:24:12.670811
- Title: Device-independent quantum key distribution from computational
assumptions
- Title(参考訳): 計算仮定からのデバイス非依存量子鍵分布
- Authors: Tony Metger, Yfke Dulek, Andrea Coladangelo, Rotem Arnon-Friedman
- Abstract要約: DIQKDにおける通信不能の前提をどう置き換えるかを示す。
敵デバイスのコンポーネントが任意の量子通信を交換できる場合でも、セキュアな鍵を生成するプロトコルを提供する。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 7.006301658267124
- License: http://arxiv.org/licenses/nonexclusive-distrib/1.0/
- Abstract: In device-independent quantum key distribution (DIQKD), an adversary prepares
a device consisting of two components, distributed to Alice and Bob, who use
the device to generate a secure key. The security of existing DIQKD schemes
holds under the assumption that the two components of the device cannot
communicate with one another during the protocol execution. This is called the
no-communication assumption in DIQKD. Here, we show how to replace this
assumption, which can be hard to enforce in practice, by a standard
computational assumption from post-quantum cryptography: we give a protocol
that produces secure keys even when the components of an adversarial device can
exchange arbitrary quantum communication, assuming the device is
computationally bounded. Importantly, the computational assumption only needs
to hold during the protocol execution -- the keys generated at the end of the
protocol are information-theoretically secure as in standard DIQKD protocols.
- Abstract(参考訳): デバイス非依存量子鍵分布(diqkd)において、敵はアリスとボブに分散された2つのコンポーネントからなるデバイスを作成し、そのデバイスを用いてセキュアな鍵を生成する。
既存のDIQKDスキームのセキュリティは、プロトコル実行中にデバイスの2つのコンポーネントが互いに通信できないという前提で維持される。
これは DIQKD における非コミュニケーション仮定と呼ばれる。
ここでは、量子暗号の標準計算仮定により、実際に強制することが難しいこの仮定を置き換える方法について示す。 敵装置のコンポーネントが任意の量子通信を交換できる場合でも、デバイスが計算的に有界であると仮定して、セキュアキーを生成するプロトコルを与える。
重要なことは、計算の仮定はプロトコルの実行中にのみ保持する必要がある - プロトコルの最後に生成されたキーは、標準のDIQKDプロトコルのように、情報理論的に安全である。
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