論文の概要: Entropy Accumulation under Post-Quantum Cryptographic Assumptions
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2307.00559v1
- Date: Sun, 2 Jul 2023 12:52:54 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2023-07-05 15:15:10.689410
- Title: Entropy Accumulation under Post-Quantum Cryptographic Assumptions
- Title(参考訳): 量子暗号によるエントロピーの蓄積
- Authors: Ilya Merkulov, Rotem Arnon-Friedman
- Abstract要約: デバイス非依存(DI)量子プロトコルでは、セキュリティステートメントは量子装置の特性を損なう。
本稿では,量子情報理論のツールの組み合わせを利用して,そのようなプロトコルの安全性を証明するフレキシブルなフレームワークを提案する。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 4.416484585765028
- License: http://arxiv.org/licenses/nonexclusive-distrib/1.0/
- Abstract: In device-independent (DI) quantum protocols, the security statements are
oblivious to the characterization of the quantum apparatus - they are based
solely on the classical interaction with the quantum devices as well as some
well-defined assumptions. The most commonly known setup is the so-called
non-local one, in which two devices that cannot communicate between themselves
present a violation of a Bell inequality. In recent years, a new variant of DI
protocols, that requires only a single device, arose. In this novel research
avenue, the no-communication assumption is replaced with a computational
assumption, namely, that the device cannot solve certain post-quantum
cryptographic tasks. The protocols for, e.g., randomness certification, in this
setting that have been analyzed in the literature used ad hoc proof techniques
and the strength of the achieved results is hard to judge and compare due to
their complexity. Here, we build on ideas coming from the study of non-local DI
protocols and develop a modular proof technique for the single-device
computational setting. We present a flexible framework for proving the security
of such protocols by utilizing a combination of tools from quantum information
theory, such as the entropic uncertainty relation and the entropy accumulation
theorem. This leads to an insightful and simple proof of security, as well as
to explicit quantitative bounds. Our work acts as the basis for the analysis of
future protocols for DI randomness generation, expansion, amplification and key
distribution based on post-quantum cryptographic assumptions.
- Abstract(参考訳): デバイス非依存(di)量子プロトコルでは、セキュリティステートメントは量子デバイスの特徴付けに従わない。
最もよく知られた設定はいわゆる非局所的なもので、互いに通信できない2つのデバイスがベルの不等式に違反している。
近年では、単一のデバイスのみを必要とする新しいDIプロトコルが登場している。
この新たな研究経路では、通信不要の仮定は計算的な仮定に置き換えられ、すなわち、デバイスは量子後の特定の暗号処理を解くことができない。
例えば、文献で分析されたランダム性証明のためのプロトコルはアドホックな証明手法を使用しており、達成された結果の強さはその複雑さのために判断し比較することは困難である。
本稿では,非局所diプロトコルの研究から得られたアイデアに基づいて,単一デバイス計算環境のためのモジュラー証明手法を開発した。
本稿では、エントロピー不確実性関係やエントロピー累積定理といった量子情報理論からのツールの組み合わせを利用して、そのようなプロトコルの安全性を証明するフレキシブルな枠組みを提案する。
これにより、明確で単純なセキュリティの証明と、明示的な定量的境界が導かれる。
我々の研究は、量子化後の暗号仮定に基づくdi乱数生成、拡張、増幅、鍵分布の将来のプロトコル分析の基盤として機能する。
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