論文の概要: Experimental robust self-testing of the state generated by a quantum
network
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2010.07737v1
- Date: Thu, 15 Oct 2020 13:28:18 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2023-04-29 00:24:40.356878
- Title: Experimental robust self-testing of the state generated by a quantum
network
- Title(参考訳): 量子ネットワークが生成する状態のロバスト自己検査実験
- Authors: Iris Agresti, Beatrice Polacchi, Davide Poderini, Emanuele Polino,
Alessia Suprano, Ivan \v{S}upi\'c, Joseph Bowles, Gonzalo Carvacho, Daniel
Cavalcanti and Fabio Sciarrino
- Abstract要約: 我々は、2つの独立したソースを含む量子ネットワークの2つの重要なビルディングブロックを実験的に実装した。
従来の自己検定手法を拡張して、生成状態間の忠実度にデバイス非依存の下位境界を与える。
この手法は、異なるトポロジのより大きなネットワークの認証に応用できる。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 0.0
- License: http://arxiv.org/licenses/nonexclusive-distrib/1.0/
- Abstract: Self-testing is a method of quantum state and measurement estimation that
does not rely on assumptions about the inner working of the used devices. Its
experimental realization has been limited to sources producing single quantum
states so far. In this work, we experimentally implement two significant
building blocks of a quantum network involving two independent sources, i.e. a
parallel configuration in which two parties share two copies of a state, and a
tripartite configuration where a central node shares two independent states
with peripheral nodes. Then, by extending previous self-testing techniques we
provide device-independent lower bounds on the fidelity between the generated
states and an ideal state made by the tensor product of two maximally entangled
two-qubit states. Given its scalability and versatility, this technique can
find application in the certification of larger networks of different
topologies, for quantum communication and cryptography tasks and randomness
generation protocols.
- Abstract(参考訳): セルフテスト(Self-testing)は、使用済みデバイスの内部動作に関する仮定に依存しない量子状態と測定推定の手法である。
実験的な実現は、これまでのところ単一の量子状態を生成するソースに限られている。
本研究では、2つの独立したソース、すなわち2つのパーティが状態のコピーを共有する並列構成、中央ノードが2つの独立した状態と周辺ノードを共有する三部構成を含む量子ネットワークの2つの重要なビルディングブロックを実験的に実装する。
そして、従来の自己検定手法を拡張して、生成した状態と2つの最大絡み合った2ビット状態のテンソル積によって作られる理想状態の間の忠実度にデバイス非依存の下位境界を与える。
スケーラビリティと汎用性を考えると、この技術は、量子通信や暗号処理、ランダムネス生成プロトコルなど、異なるトポロジーのより大きなネットワークの認証に応用できる。
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