論文の概要: Detection of COVID-19 through the analysis of vocal fold oscillations
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2010.10707v1
- Date: Wed, 21 Oct 2020 01:44:42 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2022-10-05 01:12:11.920155
- Title: Detection of COVID-19 through the analysis of vocal fold oscillations
- Title(参考訳): 声帯振動解析によるCOVID-19の検出
- Authors: Mahmoud Al Ismail, Soham Deshmukh, Rita Singh
- Abstract要約: 声帯の振動は人間の発声における発声の主な原因である。
呼吸器機能障害の軽度から重度の症状を呈する症例が多いことから,声帯の振動を調べることで,新型コロナウイルスの症状を観察できる可能性が示唆された。
我々の目標は、この仮説を検証し、音声から新型コロナウイルスを検出するために観察された変化を定量的に特徴づけることである。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 18.387162887917164
- License: http://arxiv.org/licenses/nonexclusive-distrib/1.0/
- Abstract: Phonation, or the vibration of the vocal folds, is the primary source of
vocalization in the production of voiced sounds by humans. It is a complex
bio-mechanical process that is highly sensitive to changes in the speaker's
respiratory parameters. Since most symptomatic cases of COVID-19 present with
moderate to severe impairment of respiratory functions, we hypothesize that
signatures of COVID-19 may be observable by examining the vibrations of the
vocal folds. Our goal is to validate this hypothesis, and to quantitatively
characterize the changes observed to enable the detection of COVID-19 from
voice. For this, we use a dynamical system model for the oscillation of the
vocal folds, and solve it using our recently developed ADLES algorithm to yield
vocal fold oscillation patterns directly from recorded speech. Experimental
results on a clinically curated dataset of COVID-19 positive and negative
subjects reveal characteristic patterns of vocal fold oscillations that are
correlated with COVID-19. We show that these are prominent and discriminative
enough that even simple classifiers such as logistic regression yields high
detection accuracies using just the recordings of isolated extended vowels.
- Abstract(参考訳): 声帯の振動は、人間の発声音の生成における発声の主な原因である。
複雑な生体力学的プロセスであり、話者の呼吸パラメータの変化に非常に敏感である。
呼吸器機能障害を軽度から重度に抱える新型コロナウイルスの症状例の多くは、声帯の振動を調べることで、covid-19の症状が観察可能であると仮定する。
我々の目標は、この仮説を検証し、音声から新型コロナウイルスを検出するために観察された変化を定量的に特徴づけることである。
そこで本研究では,声帯振動の力学系モデルを用いて,最近開発したadlesアルゴリズムを用いて,録音音声から直接声帯振動パターンを導出する。
新型コロナウイルス陽性と陰性の被験者を臨床にキュレートしたデータセットの実験結果から, 声帯振動の特徴的なパターンが明らかにされた。
その結果,ロジスティック回帰のような単純な分類器でも孤立した拡張母音の記録のみを用いて高い検出精度が得られることがわかった。
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