論文の概要: An optically-heated atomic source for compact ion trap vacuum systems
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2010.15497v1
- Date: Thu, 29 Oct 2020 11:32:29 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2023-04-27 00:58:31.433254
- Title: An optically-heated atomic source for compact ion trap vacuum systems
- Title(参考訳): 小型イオントラップ真空システムのための光学加熱原子源
- Authors: Shaobo Gao (1), William Hughes (1), David M. Lucas (1), Timothy G.
Ballance (2) and Joseph F. Goodwin (1) ((1) Department of Physics, University
of Oxford, Clarendon Laboratory, Parks Rd, Oxford, OX1 3PU, UK, (2)
ColdQuanta UK, Oxford Centre for Innovation, Oxford, OX1 1BY, UK)
- Abstract要約: イオントラップ装荷に適した原子オーブンの設計について述べる。
オーブンは、連続波多モードダイオードレーザーによる光加熱によって操作される。
レーザーパワーへの単純なフィードフォワードでは、オーブンのターンオン時間は20秒未満である。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 0.0
- License: http://arxiv.org/licenses/nonexclusive-distrib/1.0/
- Abstract: We present a design for an atomic oven suitable for loading ion traps, which
is operated via optical heating with a continuous-wave multimode diode laser.
The absence of the low-resistance electrical connections necessary for Joule
heating allows the oven to be extremely well thermally isolated from the rest
of the vacuum system, and for an oven filled with calcium we achieve a number
density suitable for rapid ion loading in the target region with ~200 mW of
laser power, limited by radiative losses. With simple feedforward to the laser
power, the turn-on time for the oven is less than 20 s, while the oven contains
enough calcium to operate continuously for many thousands of years without
replenishment.
- Abstract(参考訳): 本稿では,連続波マルチモードダイオードレーザを用いた光加熱によるイオントラップ搭載に適した原子オーブンの設計について述べる。
ジュール加熱に必要な低抵抗電気接続がないため、オーブンは真空系の他の部分から非常に熱的に分離され、カルシウムを充填したオーブンでは、放射損失によって制限された200mwのレーザーパワーを持つターゲット領域での高速イオン負荷に適した数密度が得られる。
レーザーパワーへの単純なフィードフォワードでは、オーブンのターンオン時間は20秒未満であり、オーブンには補修なしで数千年間連続して作動する十分なカルシウムが含まれている。
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