論文の概要: Combining Event Semantics and Degree Semantics for Natural Language
Inference
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2011.00961v1
- Date: Mon, 2 Nov 2020 13:27:21 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2022-09-30 11:56:40.440836
- Title: Combining Event Semantics and Degree Semantics for Natural Language
Inference
- Title(参考訳): 自然言語推論のためのイベントセマンティクスとDegreeセマンティクスを組み合わせる
- Authors: Izumi Haruta, Koji Mineshima, and Daisuke Bekki
- Abstract要約: イベントセマンティクスと次数セマンティクスを組み合わせた論理ベースのNLIシステムを構築し,それらの語彙知識との相互作用について述べる。
言語的に難解な問題を含む様々なNLIデータセットを用いてシステム評価を行った。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 16.536018920603176
- License: http://arxiv.org/licenses/nonexclusive-distrib/1.0/
- Abstract: In formal semantics, there are two well-developed semantic frameworks: event
semantics, which treats verbs and adverbial modifiers using the notion of
event, and degree semantics, which analyzes adjectives and comparatives using
the notion of degree. However, it is not obvious whether these frameworks can
be combined to handle cases in which the phenomena in question are interacting
with each other. Here, we study this issue by focusing on natural language
inference (NLI). We implement a logic-based NLI system that combines event
semantics and degree semantics and their interaction with lexical knowledge. We
evaluate the system on various NLI datasets containing linguistically
challenging problems. The results show that the system achieves high accuracies
on these datasets in comparison with previous logic-based systems and
deep-learning-based systems. This suggests that the two semantic frameworks can
be combined consistently to handle various combinations of linguistic phenomena
without compromising the advantage of either framework.
- Abstract(参考訳): 形式的意味論では、2つのよく開発された意味論フレームワークがある: 動詞と副詞をイベントの概念を用いて扱うイベントセマンティクスと、次数の概念を用いて形容詞と比較を分析する次数セマンティクスである。
しかし、これらの枠組みが、関係する現象が相互に相互作用しているケースを扱うために組み合わさることができるかどうかは明らかではない。
本稿では,自然言語推論(nli)に着目してこの問題を研究する。
イベントセマンティクスと次数セマンティクスを組み合わせた論理ベースのNLIシステムを構築し,それらの語彙知識との相互作用について述べる。
言語学的課題を含む様々なnliデータセット上でシステムを評価する。
その結果,従来の論理ベースシステムやディープラーニングベースシステムと比較して,これらのデータセットに対して高い精度を達成できた。
このことは、どちらのフレームワークの利点を損なうことなく、2つの意味論フレームワークを一貫して組み合わせて言語現象の様々な組み合わせを扱うことができることを示唆している。
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