論文の概要: Proof of Authenticity of Logistics Information with Passive RFID Tags
and Blockchain
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2011.05442v1
- Date: Tue, 10 Nov 2020 22:45:49 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2023-04-24 18:45:55.462372
- Title: Proof of Authenticity of Logistics Information with Passive RFID Tags
and Blockchain
- Title(参考訳): パッシブRFIDタグとブロックチェーンを用いたロジスティックス情報の正当性証明
- Authors: Hiroshi Watanabe, Kenji Saito, Satoshi Miyazaki, Toshiharu Okada,
Hiroyuki Fukuyama, Tsuneo Kato, Katsuo Taniguchi
- Abstract要約: 我々は,ブロックチェーンの読み書きとともに,ブロックチェーンに原子的にエビデンスを書き込む設計を提案する。
半形式モデリングにより,情報の機密性や完全性はシステム全体にわたって維持可能であることを確認した。
これにより、安価なパッシブRFIDタグを使用して、本物の物流情報をトレースすることができる。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 1.7240671897505613
- License: http://arxiv.org/licenses/nonexclusive-distrib/1.0/
- Abstract: In tracing the (robotically automated) logistics of large quantities of
goods, inexpensive passive RFID tags are preferred for cost reasons.
Accordingly, security between such tags and readers have primarily been studied
among many issues of RFID. However, the authenticity of data cannot be
guaranteed if logistics services can give false information. Although the use
of blockchain is often discussed, it is simply a recording system, so there is
a risk that false records may be written to it.
As a solution, we propose a design in which a digitally signing,
location-constrained and tamper-evident reader atomically writes an evidence to
blockchain along with its reading and writing a tag.
By semi-formal modeling, we confirmed that the confidentiality and integrity
of the information can be maintained throughout the system, and digitally
signed data can be verified later despite possible compromise of private keys
or signature algorithms, or expiration of public key certificates. We also
introduce a prototype design to show that our proposal is viable.
This makes it possible to trace authentic logistics information using
inexpensive passive RFID tags. Furthermore, by abstracting the reader/writer as
a sensor/actuator, this model can be extended to IoT in general.
- Abstract(参考訳): 大量の商品の(ロボット的に自動化された)ロジスティクスをトレースする際には、安価なパッシブRFIDタグがコストのために好まれる。
そのため、RFIDの多くの課題において、このようなタグと読者間のセキュリティが研究されている。
しかし、ロジスティクスサービスが誤った情報を提供できなければ、データの信頼性は保証できない。
ブロックチェーンの使用については議論されることが多いが、単に記録システムであるため、偽記録が書き込まれるリスクがある。
そこで本研究では,デジタル署名,ロケーション制約,改ざん防止のリーダが,タグの読み書きとともにブロックチェーンにエビデンスをアトミックに書き込む設計を提案する。
半形式的モデリングにより,個人情報の秘密性と完全性はシステム全体で維持可能であること,秘密鍵や署名アルゴリズムの妥協や公開鍵証明書の有効期限にもかかわらず,デジタル署名されたデータを後で検証できることを確認した。
また,提案が実現可能であることを示すためのプロトタイプ設計も導入する。
これにより、安価なパッシブRFIDタグを使用して、本物の物流情報をトレースすることができる。
さらに、リーダ/ライタをセンサ/アクチュエータとして抽象化することにより、このモデルを一般的にIoTに拡張することができる。
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