論文の概要: Prototype of a phonon laser with trapped ions
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2011.08051v1
- Date: Mon, 16 Nov 2020 16:04:13 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2023-04-23 23:42:16.311472
- Title: Prototype of a phonon laser with trapped ions
- Title(参考訳): イオンを捕捉したフォノンレーザーの試作
- Authors: Chen-Yu Lee, Kuan-Ting Lin, Guin-Dar Lin
- Abstract要約: そこで我々は,光学式ツイーザによりイオンを効果的に固定する,大きな捕捉イオンアレイを持つ可変フォノンレーザープロトタイプを提案する。
キャビティ損失はツイーザー強度と「壁の厚み」によって制御され、孤立するためのピン付きイオンの数も制御される。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 5.317624228510748
- License: http://arxiv.org/licenses/nonexclusive-distrib/1.0/
- Abstract: We propose a tunable phonon laser prototype with a large trapped ion array,
where some of the ions are effectively pinned by optical tweezers, thus
isolating a subset of ions that mimics an acoustic cavity used as a phonon
lasing resonator. The cavity loss can then be controlled by the tweezer
strength and the "wall thickness", the number of pinned ions for isolation. We
pump the resonator by applying blue-sideband lasers, and investigate the lasing
dynamics of the cavity modes such as threshold behavior, population
distribution, the second-order coherence, and line-narrowed spectrum. This
scheme can be generalized to resonators consisting of multiple cavity modes
formed by a few ions, where we demonstrate mode competition and synchronization
as lasing modes have developed.
- Abstract(参考訳): そこで我々は,光ツイーザによりイオンの一部が効果的に固定され,フォノンラシング共振器として用いられる音響空洞を模したイオンのサブセットが分離される,大きな捕捉イオンアレイを有する可変フォノンレーザープロトタイプを提案する。
キャビティの損失は、トワイザーの強度と、隔離のためのピン止めイオンの数である「壁の厚さ」によって制御できる。
共振器をブルーサイドバンドレーザーを用いてポンプし、しきい値の挙動、人口分布、二階コヒーレンス、ラインナロードスペクトルなどのキャビティモードのラジングダイナミクスについて検討する。
この方式は、数個のイオンで形成された複数のキャビティモードからなる共振器に一般化することができ、ラシングモードとしてモード競合と同期が発達したことを示す。
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