論文の概要: Tunable quantum logic gate on photonic qubits with a ladder emitter
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2011.09302v2
- Date: Thu, 9 Dec 2021 17:18:02 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2023-04-23 21:12:53.310177
- Title: Tunable quantum logic gate on photonic qubits with a ladder emitter
- Title(参考訳): ラダーエミッタを用いたフォトニック量子ビット上の可変量子論理ゲート
- Authors: Derek S. Wang, David D. Dai, and Prineha Narang
- Abstract要約: 本稿では,周波数ベースで符号化されたフォトニック量子ビットに対して,受動的かつ決定論的に制御可能な位相ゲートを実装する手法を提案する。
我々のゲートは、所定の偏光の制御光子と相互作用する最初の励起状態に基底を持つカスケード系を用いる。
ターゲット光子とカスケードエミッタの第1および第2励起状態間の遷移の周波数との相対的なゆらぎを制御することにより、制御相の操作を0から$pi$にできる。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 0.0
- License: http://creativecommons.org/licenses/by-nc-nd/4.0/
- Abstract: We present a scheme to implement a passive and deterministic
controlled-variable phase gate on photonic qubits encoded in the frequency
basis. Our gate employs a cascade system with the ground to first excited state
interacting with the control photon of a given polarization, and the first to
second excited state transition interacting with the target photon of the
orthogonal polarization. By controlling the relative detuning between the
target photon and the frequency of the transition between the first and second
excited states of the cascade emitter, we enable any controlled-phase operation
from 0 to $\pi$. This gate does not utilize any active control and needs only a
single cascade emitter, enabling low-footprint and more efficient decomposition
of quantum circuits, especially those rooted in the quantum Fourier transform.
- Abstract(参考訳): 本稿では,周波数ベースで符号化されたフォトニック量子ビットに対して,受動的かつ決定論的に制御可能な位相ゲートを実装する手法を提案する。
我々のゲートは、所定の偏光の制御光子と相互作用する第1から第2の励起状態遷移と直交偏光のターゲット光子と相互作用する第1から第2の励起状態遷移とを有するカスケード系を用いる。
ターゲット光子とカスケードエミッタの第1および第2励起状態間の遷移の周波数との相対的なゆらぎを制御することにより、制御相演算を0から$\pi$にすることができる。
このゲートはアクティブな制御を一切利用せず、1つのカスケードエミッターしか必要とせず、量子回路、特に量子フーリエ変換に根付いたより効率的な分解を可能にする。
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