論文の概要: Demonstration of the Two-Fluxonium Cross-Resonance Gate
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2204.11829v1
- Date: Mon, 25 Apr 2022 17:59:17 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2023-02-15 17:42:48.273332
- Title: Demonstration of the Two-Fluxonium Cross-Resonance Gate
- Title(参考訳): 2フラクソニウムクロス共振ゲートの実証
- Authors: Ebru Dogan, Dario Rosenstock, Lo\"ick Le Guevel, Haonan Xiong, Raymond
A. Mencia, Aaron Somoroff, Konstantin N. Nesterov, Maxim G. Vavilov, Vladimir
E. Manucharyan, and Chen Wang
- Abstract要約: 2量子ゲートの現在の実装はフラクソニウムのコヒーレンス特性を損なう。
2つの容量結合フラクソニウム間の高速全マイクロ波クロス共振ゲートを実現する。
その結果,現在の技術で2ビット誤り率を10~4ドル以下に抑えることができる可能性が示唆された。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 1.8568045743509223
- License: http://creativecommons.org/licenses/by/4.0/
- Abstract: The superconducting fluxonium qubit has a great potential for high-fidelity
quantum gates with its long coherence times and strong anharmonicity at the
half flux quantum sweet spot. However, current implementations of two-qubit
gates compromise fluxonium's coherence properties by requiring either a
temporary population of the non-computational states or tuning the magnetic
flux off the sweet spot. Here we realize a fast all-microwave cross-resonance
gate between two capacitively-coupled fluxoniums with the qubit dynamics well
confined to the computational space. We demonstrate a direct CNOT gate in 70 ns
with fidelity up to $\mathcal{F}=0.9949(6)$ despite the limitations of a
sub-optimal measurement setup and device coherence. Our results project a
possible pathway towards reducing the two-qubit error rate below $10^{-4}$ with
present-day technologies.
- Abstract(参考訳): 超伝導フラクトニウム量子ビットは、長いコヒーレンス時間と半フラックス量子スイートスポットでの強い無調和性を持つ高忠実量子ゲートに対して大きなポテンシャルを持つ。
しかし、現在の2量子ビットゲートの実装は、非計算状態の一時的な集団を必要とするか、スイートスポットから磁束を調整することによって、フラックスニウムのコヒーレンス特性を損なう。
ここでは、量子ビット力学を計算空間に限定した2つの容量結合フラクソニウム間の高速全マイクロ波クロス共振ゲートを実現する。
準最適測定設定とデバイスコヒーレンスが制限されているにもかかわらず、70 ns の直接cnotゲートを $\mathcal{f}=0.9949(6)$ で示す。
その結果,現在の技術で2ビット誤り率を10〜4ドル以下に抑えることができる可能性が示唆された。
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