論文の概要: Fabrication of $^{15}\textrm{NV}^{-}$ centers in diamond using a
deterministic single ion implanter
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2101.01979v1
- Date: Wed, 6 Jan 2021 11:32:42 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2023-04-17 18:00:19.566106
- Title: Fabrication of $^{15}\textrm{NV}^{-}$ centers in diamond using a
deterministic single ion implanter
- Title(参考訳): 決定論的単一イオン注入器を用いたダイヤモンド中の$^{15}\textrm{NV}^{-}$センターの作製
- Authors: K. Groot-Berning, G. Jacob, C. Osterkamp, F. Jelezko, F. Schmidt-Kaler
- Abstract要約: ダイヤモンド中の窒素空孔(NV)中心は、いくつかの重要な量子技術のプラットフォームである。
我々は, 決定論的単一イオン源を用いた移植によるNV中心の生成を実証した。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 0.0
- License: http://arxiv.org/licenses/nonexclusive-distrib/1.0/
- Abstract: Nitrogen Vacancy (NV) centers in diamond are a platform for several important
quantum technologies, including sensing, communication and elementary quantum
processors. In this letter we demonstrate the creation of NV centers by
implantation using a deterministic single ion source. For this we
sympathetically laser-cool single $^{15}\textrm{N}_2^+$ molecular ions in a
Paul trap and extract them at an energy of 5.9\,keV. Subsequently the ions are
focused with a lateral resolution of 121(35)\,nm and are implanted into a
diamond substrate without any spatial filtering by apertures or masks. After
high-temperature annealing, we detect the NV centers in a confocal microscope
and determine a conversion efficiency of about 0.6\,$\%$. The
$^{15}\textrm{NV}$ centers are characterized by optically detected magnetic
resonance (ODMR) on the hyperfine transition and coherence time.
- Abstract(参考訳): ダイヤモンドの窒素空白(nv)センターはセンシング、通信、初等量子プロセッサなどいくつかの重要な量子技術のためのプラットフォームである。
本文では, 決定論的単一イオン源を用いた移植によるNV中心の生成について述べる。
このために、同調的にレーザー・クールのシングル$^{15}\textrm{n}_2^+$分子イオンをポールトラップで捕獲し、5.9\,kevのエネルギーで抽出する。
その後、イオンは121(35)\,nmの側方分解能に焦点を合わせ、開口部やマスクによる空間的なフィルタリングなしにダイヤモンド基板に注入される。
高温アニール後、共焦点顕微鏡内のNV中心を検出し、約0.6\,$\%$の変換効率を決定する。
$^{15}\textrm{NV}$ centerは超微細な遷移とコヒーレンス時間で光学的に検出された磁気共鳴(ODMR)によって特徴づけられる。
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