論文の概要: Massive-mode polarization entangled biphoton frequency comb
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2101.04410v2
- Date: Mon, 6 Jun 2022 11:03:37 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2023-04-17 00:42:46.763208
- Title: Massive-mode polarization entangled biphoton frequency comb
- Title(参考訳): 巨大モード偏光エンタングル二光子周波数コム
- Authors: Tomohiro Yamazaki, Rikizo Ikuta, Toshiki Kobayashi, Shigehito Miki,
Fumihiro China, Hirotaka Terai, Nobuyuki Imoto and Takashi Yamamoto
- Abstract要約: 二光子周波数コム(BFC)は、両状態の合成に用いられる。
1400以上の周波数モードを持つ分極絡みBFCを実演する。
大規模モードの絡み合ったBFCの効率的な生成は、量子通信におけるキャパシティの増大を促進することが期待されている。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 0.0
- License: http://arxiv.org/licenses/nonexclusive-distrib/1.0/
- Abstract: A frequency-multiplexed entangled photon pair and a high-dimensional
hyperentangled photon pair are useful to realize a high-capacity quantum
communication. A biphoton frequency comb (BFC) with entanglement can be used to
prepare both states. We demonstrate polarization entangled BFCs with over 1400
frequency modes, which is approximately two orders of magnitude larger than
those of earlier entangled BFCs, by placing a singly resonant periodically
poled LiNbO3 waveguide resonator within a Sagnac loop. The BFCs are
demonstrated by measuring the joint spectral intensity, cross-correlation, and
autocorrelation. Moreover, the polarization entanglement at representative
groups of frequency modes is verified by quantum state tomography, where each
fidelity is over 0.7. The efficient generation of a massive-mode entangled BFC
is expected to accelerate the increase of capacity in quantum communication.
- Abstract(参考訳): 周波数多重光子対と高次元超多角光子対は高容量量子通信を実現するのに有用である。
二光子周波数コム(BFC)は、両状態の準備に用いられる。
サニャックループ内にLiNbO3波導波路共振器を1400以上の周波数モードで1400個以上設置し, 従来の共振器よりも約2桁大きい分極結合型BFCを実演する。
BFCは、結合スペクトル強度、相互相関、自己相関を測定することで示される。
さらに、周波数モードの代表群における偏光絡み合いは、各忠実度が0.7を超える量子状態トモグラフィーによって検証される。
大規模モードの絡み合ったBFCの効率的な生成は、量子通信におけるキャパシティの増大を促進することが期待されている。
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