論文の概要: Distributed quantum phase estimation with entangled photons
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2102.11679v1
- Date: Tue, 23 Feb 2021 13:09:39 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2023-04-10 03:24:19.531666
- Title: Distributed quantum phase estimation with entangled photons
- Title(参考訳): 絡み合った光子を用いた分散量子位相推定
- Authors: Li-Zheng Liu, Yu-Zhe Zhang, Zheng-Da Li, Rui Zhang, Xu-Fei Yin,
Yue-Yang Fei, Li Li, Nai-Le Liu, Feihu Xu, Yu-Ao Chen, Jian-Wei Pan
- Abstract要約: 個別位相シフトと平均位相シフトの両方に対する分散量子センシングを実証する。
特に,位相シフト器を最大6回通過する光子を交絡した6つの光子を用いて実験を行った。
我々の研究は、一般的な量子ネットワークにおける分散量子センシングのための絡み合いとコヒーレンスの利点を忠実に検証する。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 10.156933790418925
- License: http://arxiv.org/licenses/nonexclusive-distrib/1.0/
- Abstract: Distributed quantum metrology can enhance the sensitivity for sensing
spatially distributed parameters beyond the classical limits. Here we
demonstrate distributed quantum phase estimation with discrete variables to
achieve Heisenberg limit phase measurements. Based on parallel entanglement in
modes and particles, we demonstrate distributed quantum sensing for both
individual phase shifts and an averaged phase shift, with an error reduction up
to 1.4 dB and 2.7 dB below the shot-noise limit. Furthermore, we demonstrate a
combined strategy with parallel mode entanglement and multiple passes of the
phase shifter in each mode. In particular, our experiment uses six entangled
photons with each photon passing the phase shifter up to six times, and
achieves a total number of photon passes N=21 at an error reduction up to 4.7
dB below the shot-noise limit. Our research provides a faithful verification of
the benefit of entanglement and coherence for distributed quantum sensing in
general quantum networks.
- Abstract(参考訳): 分散量子気象学は古典的限界を超えた空間分布パラメータの感度を高めることができる。
ここでは,離散変数を用いた分散量子位相推定を行い,ハイゼンベルク極限位相測定を行う。
モードと粒子の並列な絡み合いに基づいて、ショットノイズの限界以下で1.4dbと2.7dbまで誤差を低減し、個々の位相シフトと平均位相シフトの両方に対する分散量子センシングを実証する。
さらに,各モードにおける並列モードの絡み合いと位相シフタの複数パスを組み合わせた戦略を示す。
特に, 位相シフト器を最大6回通過する光子を6個の絡み合った光子を用いて, ショットノイズ限界以下で4.7dBの誤差低減でN=21の光子の総数を達成する実験を行った。
本研究は、一般量子ネットワークにおける分散量子センシングにおける絡み合いとコヒーレンスの利点を忠実に検証する。
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