論文の概要: Experimental Side-Channel-Free Quantum Key Distribution
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2103.06058v1
- Date: Wed, 10 Mar 2021 14:01:36 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2023-04-08 13:42:17.060906
- Title: Experimental Side-Channel-Free Quantum Key Distribution
- Title(参考訳): サイドチャネルフリー量子鍵分布実験
- Authors: Chi Zhang, Xiao-Long Hu, Jiu-Peng Chen, Yang Liu, Weijun Zhang,
Zong-Wen Yu, Hao Li, Lixing You, Zhen Wang, Xiang-Bin Wang, Qiang Zhang,
Jian-Wei Pan
- Abstract要約: 量子鍵配信システムでは、量子ハッカーはソースのサイドチャネルを聴くことでセキュアな鍵を盗む可能性がある。
我々は50kmのファイバスプールを通して1パルスあたり4.80e-7のセキュアなキーレートを達成する。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 19.671665201512166
- License: http://creativecommons.org/licenses/by/4.0/
- Abstract: Quantum key distribution can provide unconditionally secure key exchange for
remote users in theory. In practice, however, in most quantum key distribution
systems, quantum hackers might steal the secure keys by listening to the side
channels in the source, such as the photon frequency spectrum, emission time,
propagation direction, spatial angular momentum, and so on. It is hard to
prevent such kinds of attacks because side channels may exist in any of the
encoding space whether the designers take care of or not. Here we report an
experimental realization of a side-channel-free quantum key distribution
protocol which is not only measurement-device-independent, but also immune to
all side-channel attacks in the source. We achieve a secure key rate of 4.80e-7
per pulse through 50 km fiber spools.
- Abstract(参考訳): 量子鍵分布は理論上、遠隔ユーザーに対して無条件で安全な鍵交換を提供することができる。
しかし、実際には、ほとんどの量子鍵配布システムにおいて、量子ハッカーは、光子周波数スペクトル、放出時間、伝播方向、空間角運動量などのソースのサイドチャネルを聴くことによって、セキュアな鍵を盗む可能性がある。
デザイナーが面倒を見るかどうかに関わらず、どのエンコーディング空間にもサイドチャネルが存在する可能性があるため、この種の攻撃を防ぐのは難しい。
本稿では、測定デバイスに依存しないだけでなく、ソース内のすべてのサイドチャネル攻撃に免疫を持つ、サイドチャネルフリーな量子鍵分散プロトコルを実験的に実現する。
我々は50km繊維スプールを通して1パルスあたり4.80e-7のセキュアな鍵レートを達成する。
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