論文の概要: Generation and dynamical manipulation of polarization entangled Bell
states by a silicon quantum photonic circuit
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2103.07740v1
- Date: Sat, 13 Mar 2021 16:09:13 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2023-04-08 06:33:32.778317
- Title: Generation and dynamical manipulation of polarization entangled Bell
states by a silicon quantum photonic circuit
- Title(参考訳): シリコン量子フォトニック回路による偏光絡み合うベル状態の生成と動的操作
- Authors: Dongning Liu, Jingyuan Zheng, Lingjie Yu, Xue Feng, Fang Liu, Kaiyu
Cui, Yidong Huang, and Wei Zhang
- Abstract要約: 半導体量子フォトニック回路が提案され、ベル状態発生と動的操作によるテレコム帯域偏光用集積量子光源として実証された。
その結果、その操作速度は数kHzの変調速度をサポートし、量子通信や量子情報処理の応用にその可能性を示した。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 6.317048936687826
- License: http://creativecommons.org/licenses/by/4.0/
- Abstract: A silicon quantum photonic circuit was proposed and demonstrated as an
integrated quantum light source for telecom band polarization entangled Bell
state generation and dynamical manipulation. Biphoton states were firstly
generated in four silicon waveguides by spontaneous four wave mixing. They were
transformed to polarization entangled Bell states through on-chip quantum
interference and quantum superposition, and then coupled to optical fibers. The
property of polarization entanglement in generated photon pairs was
demonstrated by two-photon interferences under two non-orthogonal polarization
bases. The output state could be dynamically switched between two polarization
entangled Bell states, which was demonstrated by the experiment of simplified
Bell state measurement. The experiment results indicate that its manipulation
speed supported a modulation rate of several tens kHz, showing its potential on
applications of quantum communication and quantum information processing
requiring dynamical quantum entangled Bell state control.
- Abstract(参考訳): シリコン量子フォトニック回路が提案され、通信帯域偏光発生と動的操作のための集積量子光源として実証された。
バイフォトン状態は4つのシリコン導波路において自発的4波混合により最初に生成した。
それらはオンチップの量子干渉と量子重ね合わせによってベル状態に変換され、光ファイバーに結合された。
生成光子対における偏光絡みの性質は、2つの非直交偏光基底下の2光子干渉によって証明された。
簡易ベル状態測定実験により, 出力状態が2つの分極絡みベル状態の間で動的に切り替わることができた。
実験の結果, その操作速度は数kHzの変調速度をサポートし, 動的量子絡み合うベル状態制御を必要とする量子通信や量子情報処理の応用におけるポテンシャルを示した。
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