論文の概要: Cavity magnomechanical storage and retrieval of quantum states
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2104.12323v1
- Date: Mon, 26 Apr 2021 02:43:07 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2023-04-02 09:09:08.896878
- Title: Cavity magnomechanical storage and retrieval of quantum states
- Title(参考訳): キャビティマグノメカニクスによる量子状態の保存と検索
- Authors: Bijita Sarma, Thomas Busch, Jason Twamley
- Abstract要約: マイクロ波キャビティモードにおける量子状態が、マグノメカニクス系における中間マグノンモードを介してフォノンモードに転送され、記憶されることを示す。
フォニックモードは、フォニックモードやマグノンモードよりも低い減衰を有するため、フォニック量子状態を長期間保存するために使用できる。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 0.0
- License: http://creativecommons.org/licenses/by/4.0/
- Abstract: We show how a quantum state in a microwave cavity mode can be transferred to
and stored in a phononic mode via an intermediate magnon mode in a
magnomechanical system. For this we consider a ferrimagnetic yttrium iron
garnet (YIG) sphere inserted in a microwave cavity, where the microwave and
magnon modes are coupled via a magnetic-dipole interaction and the magnon and
phonon modes in the YIG sphere are coupled via magnetostrictive forces. By
modulating the cavity and magnon detunings and the driving of the magnon mode
in time, a Stimulated Raman Adiabatic Passage (STIRAP)-like coherent transfer
becomes possible between the cavity mode and the phonon mode. The phononic mode
can be used to store the photonic quantum state for long periods as it
possesses lower damping than the photonic and magnon modes. Thus our proposed
scheme offers a possibility of using magnomechanical systems as quantum memory
for photonic quantum information.
- Abstract(参考訳): マイクロ波キャビティモードにおける量子状態が、マグノメカニクス系における中間マグノンモードを介してフォノンモードに転送され、記憶されることを示す。
このために、マイクロ波空洞に挿入された鉄イットリウム鉄ガーネット(YIG)球において、マイクロ波とマグノンモードは磁気双極子相互作用によって結合され、YIG球内のマグノンとフォノンモードは磁歪力によって結合される。
キャビティモードとマグノンモードを時間内に調整し、マグノンモードを駆動することにより、キャビティモードとフォノンモードの間でStimulated Raman Adiabatic Passage(STIRAP)のようなコヒーレント転送が可能となる。
フォニックモードは、フォニックモードやマグノンモードよりも低い減衰を有するため、フォニック量子状態を長期間保存するために使用できる。
提案手法は,光量子情報のための量子メモリとしてマグノメカニクスシステムを利用する可能性を提供する。
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