論文の概要: Entangling the vibrational modes of two massive ferromagnetic spheres
using cavity magnomechanics
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2007.09083v3
- Date: Thu, 18 Feb 2021 02:24:24 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2023-05-09 05:03:11.346876
- Title: Entangling the vibrational modes of two massive ferromagnetic spheres
using cavity magnomechanics
- Title(参考訳): キャビティマグノメカニクスによる2つの巨大強磁性球体の振動モードの絡み合い
- Authors: Jie Li, Simon Gr\"oblacher
- Abstract要約: 2つの巨大強磁性球の振動フォノンモードを二重キャビティ磁気力学系に絡める方式を提案する。
我々の研究は、キャビティ・マグノメカニカル・システムによって、他のスキームよりも大きなスケールで量子絡み合った状態が作成できることを実証している。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 10.128856077021625
- License: http://arxiv.org/licenses/nonexclusive-distrib/1.0/
- Abstract: We present a scheme to entangle the vibrational phonon modes of two massive
ferromagnetic spheres in a dual-cavity magnomechanical system. In each cavity,
a microwave cavity mode couples to a magnon mode (spin wave) via the magnetic
dipole interaction, and the latter further couples to a deformation phonon mode
of the ferromagnetic sphere via a nonlinear magnetostrictive interaction. We
show that by directly driving the magnon mode with a red-detuned microwave
field to activate the magnomechanical anti-Stokes process a
cavity-magnon-phonon state-swap interaction can be realized. Therefore, if the
two cavities are further driven by a two-mode squeezed vacuum field, the
quantum correlation of the driving fields is successively transferred to the
two magnon modes and subsequently to the two phonon modes, i.e., the two
ferromagnetic spheres become remotely entangled. Our work demonstrates that
cavity magnomechanical systems allow to prepare quantum entangled states at a
more massive scale than currently possible with other schemes.
- Abstract(参考訳): 二層キャビティマグノメカニカルシステムにおいて,2つの強磁性球体の振動フォノンモードを絡み合う方式を提案する。
各キャビティにおいて、マイクロ波キャビティモードは磁気双極子相互作用を介してマグノンモード(スピン波)に結合し、後者はさらに非線形磁歪相互作用を介して強磁性球の変形フォノンモードに結合する。
本研究では, マガノンモードを電子レンジで直接駆動することにより, キャビティ-マガノン-フォノン状態-スワップ相互作用を実現することができることを示す。
したがって、2つのキャビティが2モードの圧縮真空場によってさらに駆動されると、駆動場の量子相関は2つのマグノンモードに連続的に移動され、2つのフォノンモード、すなわち2つの強磁性球が遠隔で絡み合うようになる。
我々の研究は、キャビティマグノメカニカルシステムは、他のスキームよりも大規模に量子絡み合い状態を生成することができることを示した。
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