論文の概要: Optical polarimetric measurement of surface acoustic waves
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2105.08548v5
- Date: Mon, 18 Oct 2021 06:19:46 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2023-03-30 19:58:58.753983
- Title: Optical polarimetric measurement of surface acoustic waves
- Title(参考訳): 光偏光法による表面音波の測定
- Authors: Kotaro Taga, Ryusuke Hisatomi, Yuichi Ohnuma, Ryo Sasaki, Teruo Ono,
Yasunobu Nakamura, Koji Usami
- Abstract要約: 表面音響波(SAW)は、物理学、工学、生物学、様々な信号の伝達、センシング、処理など様々な分野で用いられる。
SAWの光学的測定は、光ビームのスポットサイズに制限された解像度で、変位場の振幅と位相を局所的に測定できるので、貴重な情報を提供する。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 0.0
- License: http://creativecommons.org/licenses/by/4.0/
- Abstract: Surface acoustic wave (SAW) is utilized in diverse fields ranging from
physics, engineering, to biology, for transducing, sensing and processing
various signals. Optical measurement of SAW provides valuable information since
the amplitude and the phase of the displacement field can be measured locally
with the resolution limited by the spot size of the optical beam. So far,
optical measurement techniques rely on modulation of optical path, phase, or
diffraction associated with SAW. Here, we demonstrate that SAW can be measured
with an optical polarimeter. We show that the slope of the periodically tilting
surface due to the coherently driven SAW is translated into the angle of
polarization rotation, which can be straightforwardly calibrated when
polarimeters work in the shot-noise-limited regime. The polarimetric
measurement of SAW is thus beneficial for quantitative studies of SAW-based
technologies.
- Abstract(参考訳): 表面音響波(SAW)は、物理学、工学、生物学、様々な信号の伝達、センシング、処理など様々な分野で用いられる。
SAWの光学的測定は、光ビームのスポットサイズに制限された解像度で、変位場の振幅と位相を局所的に測定できるので、貴重な情報を提供する。
これまでの光学計測技術は、SAWに関連する光路、位相、回折の変調に依存している。
ここでは、SAWを光学偏光計で測定できることを実証する。
本研究では,コヒーレント駆動SAWによる周期傾斜面の傾きを偏光回転角に変換し,偏光計がショットノイズに制限された状態で動作した場合に容易に校正可能であることを示す。
したがって、SAWの偏光測定は、SAWベースの技術の定量的研究に有用である。
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