論文の概要: Quantum secure data transfer with pulse shape encoded optical qubits
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2105.09205v1
- Date: Wed, 19 May 2021 15:35:19 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2023-03-30 11:41:41.559952
- Title: Quantum secure data transfer with pulse shape encoded optical qubits
- Title(参考訳): パルス形状符号化光量子ビットを用いた量子セキュアデータ転送
- Authors: Rui-Xia Wang
- Abstract要約: 量子セキュア直接通信(QSDC)に基づく量子セキュアデータ転送を提案する。
送信されたデータは、1つの光量子ビットのパルス形状に符号化され、送信者が所有する閉じ込められた原子から放出され、受信機が他の閉じ込められた原子で受信する。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 0.0
- License: http://arxiv.org/licenses/nonexclusive-distrib/1.0/
- Abstract: Quantum secure data transfer is an important topic for quantum cyber
security. We propose a scheme to realize quantum secure data transfer in the
basis of quantum secure direct communication (QSDC). In this proposal, the
transmitted data is encoded in the pulse shape of a single optical qubit, which
is emitted from a trapped atom owned by the sender and received by the receiver
with another trapped atom. The encoding process can be implemented with high
fidelity by controlling the time-dependent driving pulse on the trapped atom to
manipulate the Rabi frequency in accordance with the target pulse shape of the
emitted photons. In the receiving process, we prove that, the single photon can
be absorbed with arbitrary probability by selecting appropriate driving pulse.
We also show that, based on the QSDC protocol, the data transfer process is
immune to the individual attacks.
- Abstract(参考訳): 量子セキュアなデータ転送は、量子サイバーセキュリティの重要なトピックである。
本稿では,量子セキュアダイレクト通信(QSDC)に基づいて,量子セキュアデータ転送を実現する手法を提案する。
本提案では、送信側が所有する閉じ込められた原子から放出され、受信側が他の閉じ込められた原子で受信する単一の光量子ビットのパルス形状に送信データを符号化する。
捕捉された原子上の時間依存駆動パルスを制御し、発光された光子のターゲットパルス形状に応じてラビ周波数を操作することにより、符号化処理を高忠実に行うことができる。
受信過程では、適切な駆動パルスを選択することで、単一光子を任意の確率で吸収できることを示す。
また、QSDCプロトコルに基づいて、データ転送プロセスは個々の攻撃に対して無害であることを示す。
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