論文の概要: Automatic Construction of Context-Aware Sentiment Lexicon in the
Financial Domain Using Direction-Dependent Words
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2106.05723v1
- Date: Thu, 10 Jun 2021 13:08:00 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2021-06-11 14:24:23.153807
- Title: Automatic Construction of Context-Aware Sentiment Lexicon in the
Financial Domain Using Direction-Dependent Words
- Title(参考訳): 方向依存語を用いた金融ドメインにおける文脈認識型感性辞書の自動構築
- Authors: Jihye Park, Hye Jin Lee, Sungzoon Cho
- Abstract要約: 我々は、方向依存語からなる感性語彙に対してSenti-DDという語彙を構築する。
実験の結果,Senti-DDでは高い分類性能が得られた。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 6.664755699733471
- License: http://arxiv.org/licenses/nonexclusive-distrib/1.0/
- Abstract: Increasing attention has been drawn to the sentiment analysis of financial
documents. The most popular examples of such documents include analyst reports
and economic news, the analysis of which is frequently used to capture the
trends in market sentiments. On the other hand, the significance of the role
sentiment analysis plays in the financial domain has given rise to the efforts
to construct a financial domain-specific sentiment lexicon. Sentiment lexicons
lend a hand for solving various text mining tasks, such as unsupervised
classification of text data, while alleviating the arduous human labor required
for manual labeling. One of the challenges in the construction of an effective
sentiment lexicon is that the semantic orientation of a word may change
depending on the context in which it appears. For instance, the word ``profit"
usually conveys positive sentiments; however, when the word is juxtaposed with
another word ``decrease," the sentiment associated with the phrase ``profit
decreases" now becomes negative. Hence, the sentiment of a given word may shift
as one begins to consider the context surrounding the word. In this paper, we
address this issue by incorporating context when building sentiment lexicon
from a given corpus. Specifically, we construct a lexicon named Senti-DD for
the Sentiment lexicon composed of Direction-Dependent words, which expresses
each term a pair of a directional word and a direction-dependent word.
Experiment results show that higher classification performance is achieved with
Senti-DD, proving the effectiveness of our method for automatically
constructing a context-aware sentiment lexicon in the financial domain.
- Abstract(参考訳): 財務書類の感情分析に注目が集まっている。
そのような文書の最も人気のある例は、アナリストレポートと経済ニュースであり、その分析は市場の感情の傾向を捉えるために頻繁に使われている。
一方で、金融ドメインにおける感情分析の役割の重要性は、金融ドメイン固有の感情レキシコンを構築する努力のきっかけとなっている。
センティメント・レキシコンは、テキストデータの教師なし分類のような様々なテキストマイニングタスクを解決するのに役立ち、手動ラベリングに必要な人的労力を軽減する。
効果的な感情レキシコンを構築する際の課題の1つは、単語が現れる文脈によって意味的指向が変化する可能性があることである。
例えば、「非営利団体」という単語は通常ポジティブな感情を伝えるが、単語が別の単語「decrease」と混じり合うと、「非営利団体」という単語に関連付けられた感情は否定的になる。
したがって、ある単語の感情は、単語を取り巻く文脈を考慮し始めるにつれて変化するかもしれない。
本稿では,与えられたコーパスから感情語彙を構築する際に,文脈を組み込むことでこの問題に対処する。
具体的には、方向依存語と方向依存語のペアをそれぞれ表現する、方向依存語からなる感性語彙のためのSenti-DDという語彙を構築する。
実験の結果,senti-ddにより高い分類性能を達成し,金融領域における文脈認識型感情レキシコンの自動構築手法の有効性を実証した。
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