論文の概要: Low frequency correlated charge noise measurements across multiple
energy transitions in a tantalum transmon
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2106.08406v3
- Date: Tue, 30 Nov 2021 02:34:18 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2023-03-26 15:12:07.106844
- Title: Low frequency correlated charge noise measurements across multiple
energy transitions in a tantalum transmon
- Title(参考訳): タンタルトランスモンにおける複数エネルギー遷移の低周波相関電荷ノイズ測定
- Authors: Daniel M. Tennant, Luis A. Martinez, Kristin M. Beck, Sean R.
O'Kelley, Christopher D. Wilen, R. McDermott, Jonathan L DuBois, Yaniv J.
Rosen
- Abstract要約: タンタル金属で作製されたトランスモン量子ビットは300ドル以上のエネルギー緩和時間を持つことが示されている。
タンタル装置における電荷オフセットの定性的変化は、以前の低周波電荷ノイズ研究で測定されたものと異なる。
特に、電荷オフセットのダイナミクスは、有限個の準定常電荷配置の間の稀で離散的なジャンプによって支配される。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 0.0
- License: http://creativecommons.org/licenses/by/4.0/
- Abstract: Transmon qubits fabricated with tantalum metal have been shown to possess
energy relaxation times greater than 300 $\mu$s and, as such, present an
attractive platform for high precision, correlated noise studies across
multiple higher energy transitions. Tracking the multi-level fluctuating qudit
frequencies with a precision enabled by the high coherence of the device allows
us to extract the charge offset and quasi-particle dynamics. We observe
qualitatively different charge offset behavior in the tantalum device than
those measured in previous low frequency charge noise studies. In particular,
we find the charge offset dynamics are dominated by rare, discrete jumps
between a finite number of quasi-stationary charge configurations, a previously
unobserved charge noise process in superconducting qubits.
- Abstract(参考訳): タンタル金属で作製したトランスモン量子ビットは300ドルを超えるエネルギー緩和時間を持つことが示されており、複数の高エネルギー遷移にわたって高精度で相関のあるノイズ研究のための魅力的なプラットフォームとなっている。
装置の高コヒーレンスにより精度の高いマルチレベル変動キューディット周波数を追跡することにより、電荷オフセットと準粒子ダイナミクスを抽出することができる。
タンタル装置における電荷オフセットの定性的変化は、以前の低周波電荷ノイズ研究で測定されたものと異なる。
特に、電荷オフセットのダイナミクスは、超伝導量子ビットにおける以前は観測されなかった電荷ノイズ過程である、有限個の準定常電荷配置の間の稀で離散的なジャンプによって支配される。
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