論文の概要: Anyonic two-photon statistics with a semiconductor chip
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2106.16045v1
- Date: Wed, 30 Jun 2021 13:19:15 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2023-03-24 08:12:51.104594
- Title: Anyonic two-photon statistics with a semiconductor chip
- Title(参考訳): 半導体チップを用いたanyonic 2光子統計
- Authors: S. Francesconi, A. Raymond, N. Fabre, A. Lema^itre, M. I. Amanti, P.
Milman, F. Baboux, S. Ducci
- Abstract要約: 我々は、集積半導体チップにおけるパラメトリックダウンコンバージョンを用いて、任意の粒子統計をシミュレートするバイフォトン状態を生成する。
本手法は, ポンプビームの空間形状を直接制御する光子対の周波数絡みを利用した。
これらの結果は、チップ集積プラットフォーム上での室温およびテレコム波長で実証され、調整された粒子統計を用いた量子シミュレーションタスクの実践的な実装への道を開いた。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 0.0
- License: http://arxiv.org/licenses/nonexclusive-distrib/1.0/
- Abstract: Anyons, particles displaying a fractional exchange statistics intermediate
between bosons and fermions, play a central role in the fractional quantum Hall
effect and various spin lattice models, and have been proposed for topological
quantum computing schemes due to their resilience to noise. Here we use
parametric down-conversion in an integrated semiconductor chip to generate
biphoton states simulating anyonic particle statistics, in a reconfigurable
manner. Our scheme exploits the frequency entanglement of the photon pairs,
which is directly controlled through the spatial shaping of the pump beam.
These results, demonstrated at room temperature and telecom wavelength on a
chip-integrated platform, pave the way to the practical implementation of
quantum simulation tasks with tailored particle statistics.
- Abstract(参考訳): ボソンとフェルミオンの間にある分数交換統計を示す粒子は、分数量子ホール効果と様々なスピン格子モデルにおいて中心的な役割を果たしており、そのノイズに対するレジリエンスによる位相量子コンピューティングスキームのために提案されている。
ここでは、集積半導体チップにおけるパラメトリックダウン変換を用いて、任意の粒子統計を再現可能な方法でシミュレーションするバイフォトン状態を生成する。
本手法は,ポンプビームの空間的形状制御により直接制御される光子対の周波数絡み合いを利用する。
これらの結果は、チップ統合プラットフォーム上で室温と通信波長で実証され、粒子統計を調整した量子シミュレーションタスクの実用的な実装への道を開いた。
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