論文の概要: Simple and loss-tolerant free-space QKD using a squeezed laser
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2107.03629v1
- Date: Thu, 8 Jul 2021 06:46:37 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2023-03-23 02:18:20.874182
- Title: Simple and loss-tolerant free-space QKD using a squeezed laser
- Title(参考訳): シンクレーザーを用いた単純・損失耐性自由空間QKD
- Authors: Nedasadat Hosseinidehaj, Matthew S. Winnel, Timothy C. Ralph
- Abstract要約: 自由空間チャネル上での連続可変(CV)量子鍵分布(QKD)プロトコルについて検討する。
明るいレーザーを使用し、振幅の4分の1で絞り、変調し、自己ホモジン検出を行う。
構成可能な有限サイズシステムにおけるQKDプロトコルのセキュリティの解析を行う。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 0.0
- License: http://arxiv.org/licenses/nonexclusive-distrib/1.0/
- Abstract: We consider a continuous-variable (CV) quantum key distribution (QKD)
protocol over free-space channels, which is simpler and more robust than
typical CV QKD protocols. It uses a bright laser, squeezed and modulated in the
amplitude quadrature, and self-homodyne detection. We consider a scenario,
where the line of sight is classically monitored to detect active
eavesdroppers, so that we can assume a passive eavesdropper. Under this
assumption, we analyse security of the QKD protocol in the composable
finite-size regime. Proper modulation of the squeezed laser to the shot-noise
level can completely eliminate information leakage to the eavesdropper and also
eliminate the turbulence-induced noise of the channel in the amplitude
quadrature. Under these conditions, estimation of the eavesdropper's
information is no longer required. The protocol is extremely robust to
modulation noise and highly loss-tolerant, which makes it a promising candidate
for satellite-based continuous-variable quantum communication.
- Abstract(参考訳): 我々は,従来のCVQKDプロトコルよりもシンプルで堅牢な,連続可変(CV)量子鍵分布(QKD)プロトコルを自由空間チャネル上で検討する。
明るいレーザーを使用し、振幅四倍子を絞って変調し、自己ホモダイン検出を行う。
我々は,視覚線を古典的に監視してアクティブな盗聴者を検出するシナリオを検討し,受動的盗聴者を想定する。
この仮定では、構成可能な有限サイズシステムにおけるQKDプロトコルのセキュリティを分析する。
圧縮レーザのショットノイズレベルへの適正な変調は、盗聴者への情報漏えいを完全に排除し、振幅二次におけるチャネルの乱流誘起ノイズを除去できる。
これらの条件下では、盗聴者の情報の推定はもはや不要である。
このプロトコルは変調ノイズと高損失耐性に非常に強いため、衛星ベースの連続可変量子通信の候補として期待できる。
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