論文の概要: Imaging the dipole scattering of an optically levitated dielectric
nanoparticle
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2107.05042v1
- Date: Sun, 11 Jul 2021 13:13:01 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2023-03-22 20:10:23.493799
- Title: Imaging the dipole scattering of an optically levitated dielectric
nanoparticle
- Title(参考訳): 光浮遊誘電体ナノ粒子の双極子散乱のイメージング
- Authors: Yuanbin Jin, Jiangwei Yan, Shah Jee Rahman, Xudong Yu and Jing Zhang
- Abstract要約: ナノ粒子の双極子散乱を高数値解析(NA)イメージングシステムを用いて実験的に観察した。
シリカナノ粒子は、粒子-基板相互作用のない環境を提供する。
我々の研究は、カーカー条件で散乱異方性を研究するための重要なプラットフォームを提供する。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 4.636346536834408
- License: http://creativecommons.org/licenses/by-nc-sa/4.0/
- Abstract: We experimentally observe the dipole scattering of a nanoparticle using a
high numerical aperture (NA) imaging system. The optically levitated
nanoparticle provides an environment free of particle-substrate interaction. We
illuminate the silica nanoparticle in vacuum with a 532 nm laser beam
orthogonally to the propagation direction of the 1064 nm trapping laser beam
strongly focused by the same high NA objective used to collect the scattering,
which results in a dark background and high signal-noise ratio. The dipole
orientations of the nanoparticle induced by the linear polarization of the
incident laser are studied by measuring the scattering light distribution in
the image and the Fourier space (k-space) as we rotate the illuminating light
polarization. The polarization vortex (vector beam) is observed for the special
case, when the dipole orientation of the nanoparticle is aligned along the
optical axis of the microscope objective. Our work offers an important platform
for studying the scattering anisotropy with Kerker conditions.
- Abstract(参考訳): ナノ粒子の双極子散乱を高数値開口(NA)イメージングシステムを用いて実験的に観察した。
光浮上性ナノ粒子は、粒子-基板相互作用のない環境を提供する。
我々は、散乱収集に使用する高NA目標に強く焦点を絞った1064nmトラップレーザビームの伝播方向に対して直交する532nmレーザービームで真空中でシリカナノ粒子を照射し、暗背景と高信号ノイズ比をもたらす。
入射レーザの線形偏光により誘起されるナノ粒子の双極子配向を、照明光偏光を回転させる際の像内の散乱光分布とフーリエ空間(k空間)を測定することにより研究した。
顕微鏡対象の光学軸に沿ってナノ粒子の双極子配向が整列している場合には、特別に偏光渦(ベクトルビーム)が観察される。
我々の研究は、カーカー条件で散乱異方性を研究するための重要なプラットフォームを提供する。
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