論文の概要: Two-point measurement of entropy production from the outcomes of a
single experiment with correlated photon pairs
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2108.03289v1
- Date: Fri, 6 Aug 2021 20:24:17 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2023-03-19 04:57:34.214309
- Title: Two-point measurement of entropy production from the outcomes of a
single experiment with correlated photon pairs
- Title(参考訳): 相関光子対を用いた単一実験結果からのエントロピー生成の2点測定
- Authors: Gabriel H. Aguilar, Tha\'is L. Silva, Thiago E. Guimar\~aes, Rodrigo
S. Piera, Lucas C. C\'eleri, and Gabriel T. Landi
- Abstract要約: 本稿では,光学実験の結果から直接エントロピー生成の分布を求める量子ゆらぎ定理の実験実験を行う。
この装置は絡み合った光子対で構成され、そのうちの1つは有限温度振幅減衰装置をエミュレートする干渉計で送信される。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 0.0
- License: http://creativecommons.org/publicdomain/zero/1.0/
- Abstract: Fluctuation theorems are one of the pillars of non-equilibrium
thermodynamics. Broadly speaking, they concern the statistical distribution of
quantities such as heat, work or entropy production. Quantum experiments,
however, usually can only assess these distributions indirectly. In this letter
we provide an experimental demonstration of a quantum fluctuation theorem where
the distribution of entropy production is obtained directly from the outcomes
(clicks) of an optical experiment. The setup consists of entangled photon
pairs, one of which is sent an interferometer emulating a finite temperature
amplitude damping device. Blocking specific paths of the interferometer is
tantamount to restricting the possible configurations of the reservoir. And by
measuring its entangled pair, we can directly implement the two-point
measurement scheme, thus avoiding the destructive nature of photo-detection.
- Abstract(参考訳): ゆらぎ定理は非平衡熱力学の柱の1つである。
広く言えば、熱、仕事、エントロピー生産などの量の統計的な分布を懸念している。
しかし、量子実験は通常これらの分布を間接的にしか評価できない。
本稿では,光実験の結果(クリック)から直接エントロピー生成の分布を求める量子揺らぎ定理の実験的実証を行う。
設定は絡み合った光子対で構成され、そのうちの1つは有限温度振幅減衰装置をエミュレートした干渉計を送る。
干渉計の特定の経路を塞ぐことは、貯水池の構成を制限するためタンタマウントである。
そして、その絡み合った対を計測することで、2点測定方式を直接実装できるので、光検出の破壊的な性質を回避できる。
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