論文の概要: Many-body localization and the emergence of quantum darwinism
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2109.01922v1
- Date: Sat, 4 Sep 2021 19:42:48 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2023-03-16 04:37:23.205670
- Title: Many-body localization and the emergence of quantum darwinism
- Title(参考訳): 多体局在と量子ダーウィン論の出現
- Authors: Nicol\'as Mirkin, Diego A. Wisniacki
- Abstract要約: 本研究では,QDの出現に障害が及ぼす影響について検討し,高度に混乱した環境がそれにとって非常に有益であることが確認された。
客観性を定量化するために冗長性の欠如の概念を導入することで、環境固有状態の絡み合いエントロピー(EE)と類似して振舞うことを示す。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 0.0
- License: http://arxiv.org/licenses/nonexclusive-distrib/1.0/
- Abstract: Quantum darwinism (QD) is the process responsible for the proliferation of
redundant information in the environment of a quantum system that is being
decohered. This enables independent observers to access separate environmental
fragments and reach consensus about the system's state. In this work, we study
the effect of disorder in the emergence of QD and find that a highly disordered
environment is greatly beneficial for it. By introducing the notion of lack of
redundancy to quantify objectivity, we show that it behaves analogously to the
entanglement entropy (EE) of the environmental eigenstate taken as an initial
state. This allows us to estimate the many-body mobility edge by means of our
darwinistic measure, implicating the existence of a critical degree of disorder
beyond which the degree of objectivity rises the larger the environment is. The
latter hints the key role that disorder may play when the environment is of a
thermodynamic size. At last, we show that a highly disordered evolution may
reduce the spoiling of redundancy in the presence of intra-environment
interactions.
- Abstract(参考訳): 量子ダーウィン主義(quantum darwinism、qd)は、解凍されている量子システムの環境における冗長な情報の拡散の過程である。
これにより、独立した観測者が別々の環境フラグメントにアクセスし、システムの状態に関する合意に達することができる。
本研究は,qdの発生における障害の影響を考察し,高度に障害のある環境がそれにとって有益であることを示す。
客観性を定量化するために冗長性の欠如という概念を導入することにより、初期状態として取られる環境固有状態の絡み合いエントロピー(ee)に類似した振る舞いを示す。
これにより、ダーウィン的尺度を用いて多体移動エッジを推定することができ、環境が大きくなるほど客観性の度合いが大きくなるような障害の臨界度の存在を示唆する。
後者は、環境が熱力学サイズであるときに障害が果たす重要な役割を示唆している。
最終的に、高度に混乱した進化は環境内相互作用の存在下での冗長性の低下を減少させる可能性があることを示す。
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