論文の概要: Protocol for temperature sensing using a three-level transmon circuit
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2109.13581v2
- Date: Fri, 8 Oct 2021 09:37:19 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2023-03-13 07:46:47.917182
- Title: Protocol for temperature sensing using a three-level transmon circuit
- Title(参考訳): 3レベルトランスモン回路を用いた温度検出プロトコル
- Authors: Aidar Sultanov, Marko Kuzmanovi\'c, Andrey V. Lebedev, Gheorghe Sorin
Paraoanu
- Abstract要約: 超伝導量子回路のその場温度測定法を提案する。
提案手法では, 熱状態に関連付けられた密度行列の基本特性を利用して, プロジェクティブ・ディスパッシブ・リードアウトを用いる。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 0.0
- License: http://creativecommons.org/licenses/by/4.0/
- Abstract: We present a method for in situ temperature measurement of superconducting
quantum circuits, by using the first three levels of a transmon device to which
we apply a sequence of $\pi$ gates. Our approach employs projective dispersive
readout and utilizes the basic properties of the density matrix associated with
thermal states. This method works with an averaging readout scheme and does not
require a single-shot readout setup. We validate this protocol by performing
thermometry in the range of 50 mK - 200 mK, corresponding to a range of
residual populations $1\%-20 \%$ for the first excited state and $0.02\%-3 \%$
for the second excited state.
- Abstract(参考訳): 本稿では,$\pi$ゲートのシーケンスを適用するトランスモンデバイスの最初の3レベルを用いて,超伝導量子回路のその場温度測定法を提案する。
本手法は, 射影分散読み出しを応用し, 熱状態に関連する密度行列の基本特性を利用する。
この方法は平均的な読み出し方式で動作し、単発読み出し設定を必要としない。
このプロトコルを50mkから200mkの範囲で温度測定を行い,第1励起状態の残留人口が1,2-20 \%$,第2励起状態が0.02\%-3 \%$であることを示す。
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