論文の概要: A chip-based superconducting magnetic trap for levitating
superconducting microparticles
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2109.15071v2
- Date: Wed, 9 Mar 2022 21:11:30 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2023-03-12 23:10:19.481813
- Title: A chip-based superconducting magnetic trap for levitating
superconducting microparticles
- Title(参考訳): 超伝導微粒子浮遊用チップを用いた超電導磁気トラップ
- Authors: Mart\'i Gutierrez Latorre, Achintya Paradkar, David Hambraeus, Gerard
Higgins, Witlef Wieczorek
- Abstract要約: 超伝導微粒子のチップベース磁気浮上を実現する技術を紹介する。
我々は,超伝導粒子を0.5$,mu$mから200$,mu$mの直径で浮揚可能なチップベース磁気トラップをシミュレーションし,作製した。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 0.0
- License: http://creativecommons.org/licenses/by/4.0/
- Abstract: Magnetically-levitated superconducting microparticles have been recently
proposed as a promising platform for performing quantum experiments with
particles in the picogram regime. Here, we demonstrate the superconducting
technology to achieve chip-based magnetic levitation of superconducting
microparticles. We simulate and fabricate a chip-based magnetic trap capable of
levitating superconducting particles with diameters from 0.5$\,\mu$m to
200$\,\mu$m. The trap consists of two stacked silicon chips, each patterned
with a planar multi-winding superconducting coil made of niobium. The two coils
generate a magnetic field resembling a quadrupole near the trap center, in
which we demonstrate trapping of a spherical 50\,$\mu$m diameter SnPb
microparticle at temperatures of 4\,K and 40\,mK.
- Abstract(参考訳): 磁気浮上型超伝導微粒子は、ピクトグラム法で粒子を用いた量子実験を行うための有望なプラットフォームとして最近提案されている。
本稿では,超伝導微粒子のチップベース磁気浮上を実現するための超伝導技術を示す。
我々は、0.5$\,\mu$mから200$,\mu$mの超伝導粒子を浮遊できるチップベースの磁気トラップをシミュレートし、作製した。
トラップは2つの積み重ねたシリコンチップで構成され、それぞれがニオブ製の平面多面超電導コイルでパターン化されている。
この2つのコイルは、トラップ中心付近の四重極に類似した磁場を発生させ、球状50\,$\mu$mのSnPbマイクロ粒子を温度4\,K,40\,mKでトラップすることを示した。
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