論文の概要: ISP-Agnostic Image Reconstruction for Under-Display Cameras
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2111.01511v1
- Date: Tue, 2 Nov 2021 11:30:13 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2021-11-03 14:42:39.967528
- Title: ISP-Agnostic Image Reconstruction for Under-Display Cameras
- Title(参考訳): isp非依存型アンダーディスプレイカメラの画像再構成
- Authors: Miao Qi, Yuqi Li, Wolfgang Heidrich
- Abstract要約: 近年,画面面積を最大化しながらモバイルデバイスの形状係数を下げる手法として,アンダーディスプレイカメラが提案されている。
スクリーンの後ろにカメラを置くと、コントラストの喪失、ぼかし、ノイズ、色の変化、散乱アーティファクト、光感度の低下など、画像の歪みが顕著になる。
我々は、ISPに依存しない画像復元パイプラインを提案する。すなわち、どのレガシーISPとも組み合わせて、同じISPを使用して通常のカメラの外観にマッチする最終的な画像を生成することができる。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 30.49487402693437
- License: http://arxiv.org/licenses/nonexclusive-distrib/1.0/
- Abstract: Under-display cameras have been proposed in recent years as a way to reduce
the form factor of mobile devices while maximizing the screen area.
Unfortunately, placing the camera behind the screen results in significant
image distortions, including loss of contrast, blur, noise, color shift,
scattering artifacts, and reduced light sensitivity. In this paper, we propose
an image-restoration pipeline that is ISP-agnostic, i.e. it can be combined
with any legacy ISP to produce a final image that matches the appearance of
regular cameras using the same ISP. This is achieved with a deep learning
approach that performs a RAW-to-RAW image restoration. To obtain large
quantities of real under-display camera training data with sufficient contrast
and scene diversity, we furthermore develop a data capture method utilizing an
HDR monitor, as well as a data augmentation method to generate suitable HDR
content. The monitor data is supplemented with real-world data that has less
scene diversity but allows us to achieve fine detail recovery without being
limited by the monitor resolution. Together, this approach successfully
restores color and contrast as well as image detail.
- Abstract(参考訳): 近年,画面面積を最大化しながらモバイルデバイスの形状係数を下げる手段として,アンダーディスプレイカメラが提案されている。
残念なことに、カメラを画面の後ろに配置するとコントラストの喪失、ノイズ、色の変化、散乱アーティファクト、光感度の低下など、画像の歪みが大幅に減少する。
本稿では、ISPに依存しない画像復元パイプラインを提案する。すなわち、どのレガシーISPと組み合わせて、同じISPを用いて通常のカメラの外観にマッチする最終的な画像を生成することができる。
これは、RAW-to-RAW画像復元を行うディープラーニングアプローチによって実現される。
十分なコントラストとシーンの多様性を持つ多数の実写カメラトレーニングデータを得るために,HDRモニタを用いたデータキャプチャ法と,適切なHDRコンテンツを生成するためのデータ拡張法を開発した。
モニタデータは、シーンの多様性が低い実世界のデータで補足されるが、モニタの解像度に制限されることなく詳細なリカバリを実現することができる。
このアプローチは、色とコントラストの復元と画像の詳細化に成功している。
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