論文の概要: Laser-written vapor cells for chip-scale atomic sensing and spectroscopy
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2202.09213v2
- Date: Wed, 13 Jul 2022 15:31:29 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2023-02-24 17:33:04.640446
- Title: Laser-written vapor cells for chip-scale atomic sensing and spectroscopy
- Title(参考訳): レーザーによるチップスケール原子センシング・分光用蒸気セル
- Authors: Vito Giovanni Lucivero, Andrea Zanoni, Giacomo Corrielli, Roberto
Osellame and Morgan W. Mitchell
- Abstract要約: フェムト秒レーザー加工によるアルカリ金属気相セルの作製について報告する。
この技術は任意の形状の3Dインテリアボリュームを可能にし、フォトニック構造や光学部品と統合する可能性がある。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 1.3999481573773074
- License: http://arxiv.org/licenses/nonexclusive-distrib/1.0/
- Abstract: We report the fabrication of alkali-metal vapor cells using femtosecond laser
machining. This laser-written vapor-cell (LWVC) technology allows
arbitrarily-shaped 3D interior volumes and has potential for integration with
photonic structures and optical components. We use non-evaporable getters both
to dispense rubidium and to absorb buffer gas. This enables us to produce cells
with sub-atmospheric buffer gas pressures without vacuum apparatus. We
demonstrate sub-Doppler saturated absorption spectroscopy and single beam
optical magnetometry with a single LWVC. The LWVC technology may find
application in miniaturized atomic quantum sensors and frequency references.
- Abstract(参考訳): フェムト秒レーザー加工によるアルカリ金属蒸気電池の作製について報告する。
このレーザー書き型蒸気セル(LWVC)技術は、任意の形状の3D内部体積を可能にし、フォトニック構造や光学部品と統合する可能性がある。
我々は、ルビジウムとバッファガスの吸収の両方に非蒸発性ゲッタを用いる。
これにより真空装置を使わずに大気下バッファーガス圧のセルを製造できる。
サブドップラー飽和吸収分光法と単一LWVCを用いた単ビーム光磁気計測を行った。
LWVC技術は、小型化された原子量子センサーと周波数基準に応用できるかもしれない。
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