論文の概要: Determination of atomic multiphoton ionization phases by trichromatic multichannel wave packet interferometry

• arxiv url: http://arxiv.org/abs/2203.00323v2
• Date: Thu, 3 Mar 2022 12:03:30 GMT
• ステータス: 処理完了
• システム内更新日: 2023-02-23 12:16:13.316608
• Title: Determination of atomic multiphoton ionization phases by trichromatic multichannel wave packet interferometry
• Title（参考訳）: trichromatic multichannel wave packet interferometry による原子多光子イオン化相の決定
• Authors: K. Eickhoff, D. K\"ohnke, L. Feld, T. Bayer, M. Wollenhaupt
• Abstract要約: 三色パルス整形法に基づくカリウム原子のMPIにおける量子位相の曖昧な決定法 非共鳴中間状態によるイオン化は、色の変化からなる経路から光電子干渉電図の退化を誘発することを示す。
• 参考スコア（独自算出の注目度）: 0.0
• License: http://arxiv.org/licenses/nonexclusive-distrib/1.0/
• Abstract: We present a multichannel photoelectron interferometry technique based on trichromatic pulse shaping for unambiguous determination of quantum phases in multiphoton ionization (MPI) of potassium atoms. The colors of the laser field are chosen to produce three energetically separated photoelectron interferograms in the continuum. While the red pulse is two-photon resonant with the $3d$-state resulting in a (2+1) resonance-enhanced MPI (REMPI), a (1+2) REMPI occurs via the non-resonant intermediate $4p$-state with an initial green or blue pulse. We show that ionization via a non-resonant intermediate state lifts the degeneracy of photoelectron interferograms from pathways consisting of permutations of the colors. The analysis of the interferograms reveals a phase shift of $\pm \pi/2$ depending on the sign of the detunings in the (1+2) REMPI pathways. In addition, we demonstrate that the photoionization time delay in the resonant (2+1) REMPI pathway gives rise to a linear spectral phase in the photoelectron spectra. Insights into the underlying MPI processes are gained through an analytic perturbative description and numerical simulations of a trichromatic driven three level system coupled to the continuum.
• Abstract（参考訳）: カリウム原子の多光子イオン化(MPI)における量子位相の曖昧な決定のための三色パルス整形に基づく多チャネル光電子干渉法を提案する。 レーザーフィールドの色を3つのエネルギー的に分離した光電子干渉電図を連続体に生成するために選択する。 赤色パルスは3d$状態の2光子共鳴であり、(2+1)共鳴増強MPI(REMPI)となるが、(1+2)REMPIは、初期緑色または青色のパルスを持つ非共鳴中間4p$状態を介して起こる。 非共鳴中間状態によるイオン化は、色の置換からなる経路から光電子干渉図の退化を促進させる。 インターフェログラムの解析では、(1+2)REMPI経路のデチューニングの兆候に応じて、$\pm \pi/2$の位相シフトが示される。 さらに、共振器(2+1)REMPI経路における光イオン化時間遅延が光電子スペクトルの線形スペクトル位相を生じさせることを示した。 基礎となるMPIプロセスへの洞察は、連続体に結合した三色駆動3レベル系の解析的摂動記述と数値シミュレーションによって得られる。

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