論文の概要: Multi-axis Accelerometry and Rotation Sensing using a Point Source Atom
Interferometer
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2203.03896v3
- Date: Fri, 25 Mar 2022 07:42:19 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2023-02-22 20:03:11.164060
- Title: Multi-axis Accelerometry and Rotation Sensing using a Point Source Atom
Interferometer
- Title(参考訳): 点源原子干渉計を用いた多軸加速度・回転センシング
- Authors: Jinyang Li, Greg\'orio R. M. da Silva, Jason Bonacum, Timothy Kovachy,
and Selim M. Shahriar
- Abstract要約: ポイントソース原子干渉計(ポイントソース原子干渉計、英: point source atom interferometer、PSI)は、原子を分割して再結合する装置である。
本稿では,多軸回転と多軸加速度の測定に使用できる修正PSIについて述べる。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 0.4127436047810943
- License: http://arxiv.org/licenses/nonexclusive-distrib/1.0/
- Abstract: A point source atom interferometer (PSI) is a device where atoms are split
and recombined by applying a temporal sequence of Raman pulses during the
expansion of a cloud of cold atoms behaving approximately as a point source.
Unlike a conventional light pulse atom interferometer, the PSI can produce a
signal that corresponds to multi-axis rotation only, independent of
acceleration. In addition, it can be used to measure acceleration along one
direction, independent of rotation. Here, we describe a modified PSI that can
be used to measure multi-axis rotation and multi-axis acceleration.
Specifically, this type of PSI can be used to measure two-axes rotation around
the directions perpendicular to the light pulses, as well as the acceleration
in all three directions, with only one pair of Raman beams. Using two pairs of
Raman beams in orthogonal directions sequentially, such a scheme would enable
the realization of a complete atom interferometric inertial measurement unit.
- Abstract(参考訳): ポイントソース原子干渉計(ポイントソース原子干渉計、英: point source atom interferometer、PSI)は、冷却原子の雲の膨張中にラマンパルスの時間配列を点源として印加することにより原子を分割・再結合する装置である。
従来の光パルス原子干渉計とは異なり、PSIは加速度に依存しない多軸回転のみに対応する信号を生成することができる。
さらに、回転によらず、一方の方向に沿って加速度を測定するのに使うことができる。
本稿では,多軸回転と多軸加速度の測定に使用できる修正PSIについて述べる。
具体的には、このタイプのPSIは、光パルスに垂直な方向の周りの2軸回転と、ラマンビームの1対のみの3方向の加速度を測定するために使用できる。
2対のラマンビームを直交方向に順次使用すると、このスキームは完全な原子間干渉慣性測定ユニットの実現を可能にする。
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