論文の概要: Coherent Backscattering of Entangled Photon Pairs

• arxiv url: http://arxiv.org/abs/2203.09650v1
• Date: Thu, 17 Mar 2022 23:05:32 GMT
• ステータス: 処理完了
• システム内更新日: 2023-02-21 20:35:54.727917
• Title: Coherent Backscattering of Entangled Photon Pairs
• Title（参考訳）: 絡み合った光子対のコヒーレント後方散乱
• Authors: Mamoon Safadi, Ohad Lib, Ho-Chun Lin, Chia Wei Hsu, Arthur Goetschy, Yaron Bromberg
• Abstract要約: 本研究では, 動的複合媒質から反射される多重散乱光子が部分的に相関していることを示す。 この研究は、複雑な系の動的多重散乱にもかかわらず、絡み合い輸送の機会を示している。
• 参考スコア（独自算出の注目度）: 0.22369578015657957
• License: http://arxiv.org/licenses/nonexclusive-distrib/1.0/
• Abstract: Correlations between entangled photons are a key ingredient for testing fundamental aspects of quantum mechanics and an invaluable resource for quantum technologies. However, scattering from a dynamic medium typically scrambles and averages out such correlations. Here we show that multiply-scattered entangled photons reflected from a dynamic complex medium remain partially correlated. We observe in experiments and in full-wave simulations enhanced correlations, within an angular range determined by the transport mean free path, which prevail disorder averaging. Theoretical analysis reveals that this enhancement arises from the interference between scattering trajectories, in which the photons leave the sample and are then virtually reinjected back into it. These paths are the quantum counterpart of the paths that lead to the coherent backscattering of classical light. This work points to opportunities for entanglement transport despite dynamic multiple scattering in complex systems.
• Abstract（参考訳）: 絡み合った光子の相関は、量子力学の基本的な側面をテストする上で重要な要素であり、量子技術にとって貴重な資源である。 しかし、動的媒質からの散乱は通常スクランブルし、そのような相関を平均化する。 ここでは、動的複素媒質から反射される多重散乱光子が部分的に相関していることを示す。 実験およびフルウェーブシミュレーションにより, 平均乱れが増大する輸送平均自由経路によって決定される角の範囲内で, 相関関係が強化された。 理論的解析により、この拡張は散乱軌道間の干渉から生じており、光子がサンプルを離れて事実上再放出される。 これらの経路は古典的な光のコヒーレントな後方散乱につながる経路の量子対である。 この研究は、複雑な系の動的多重散乱にもかかわらず、絡み合い輸送の機会を示している。

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