論文の概要: Distributed quantum error correction for chip-level catastrophic errors
- arxiv url: http://arxiv.org/abs/2203.16488v1
- Date: Wed, 30 Mar 2022 17:28:02 GMT
- ステータス: 処理完了
- システム内更新日: 2023-02-20 06:55:44.055648
- Title: Distributed quantum error correction for chip-level catastrophic errors
- Title(参考訳): チップレベルの破滅的エラーに対する分散量子誤差補正
- Authors: Qian Xu, Alireza Seif, Haoxiong Yan, Nam Mannucci, Bernard Ousmane
Sane, Rodney Van Meter, Andrew N. Cleland, Liang Jiang
- Abstract要約: 宇宙線はチップレベルの破滅的なエラーを引き起こすことによって量子コンピュータの動作に大きな影響を及ぼす。
本稿では,このような事象の破壊的影響に対処する分散誤り訂正手法を提案する。
我々は,チップレベルの破滅的エラーに対して,我々の計画がフォールトトレラントであることを示す。
- 参考スコア(独自算出の注目度): 4.762218318711338
- License: http://creativecommons.org/licenses/by-nc-nd/4.0/
- Abstract: Quantum error correction holds the key to scaling up quantum computers.
Cosmic ray events severely impact the operation of a quantum computer by
causing chip-level catastrophic errors, essentially erasing the information
encoded in a chip. Here, we present a distributed error correction scheme to
combat the devastating effect of such events by introducing an additional layer
of quantum erasure error correcting code across separate chips. We show that
our scheme is fault tolerant against chip-level catastrophic errors and discuss
its experimental implementation using superconducting qubits with microwave
links. Our analysis shows that in state-of-the-art experiments, it is possible
to suppress the rate of these errors from 1 per 10 seconds to less than 1 per
month.
- Abstract(参考訳): 量子エラー訂正は、量子コンピュータをスケールアップする鍵を保持する。
宇宙線は、チップレベルの破滅的なエラーを引き起こし、本質的にはチップに符号化された情報を消去することで、量子コンピュータの動作に大きな影響を及ぼす。
本稿では,複数のチップにまたがる量子消去誤り訂正符号の追加レイヤを導入することにより,このような事象の破壊的影響に対処する分散エラー補正手法を提案する。
提案手法はチップレベルの破滅的エラーに対する耐障害性を示し,マイクロ波リンクを有する超伝導量子ビットを用いた実験的実装について議論する。
分析の結果,最先端の実験では10秒あたり1回から1カ月あたり1回未満のエラー発生率を抑制できることがわかった。
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